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2014.10.14

コミュニケーションは技術だろうか?

現在、西宮市の景観まちづくり課さんと「まちづくり塾・まちづくり人養成講座」として「地域の話合い講座」という講座を開催中です。全6回の講座の第1回が終わったところ。

第1回は、話合いの基礎として、工夫次第で会議は活性化することや、ワークショップとは何かなどについて体験を踏まえながら学んでもらったところです。

あ、第1講の配布資料と当日のスライド資料は「人・まち・住まい研究所」のサイトで期間限定無料公開中です。興味のある方はこちらからダウンロードしてみて下さいね。

話合い講座資料

次回の第2回は、ファシリテーションの基礎を学ぶ回になっています。実は、ファシリテーションについて解説された書籍はたくさん出ていますよね。編集長も山ほどテーブルの上に並べて勉強中です。

ところで、第2回の講座は既に明日に迫っているというのに、未だに講座の芯の部分が固まりません…

基本的には、いつもお話していることをベースに考えているので、講座自体が出来ないことはないのですよ。でも今回は「上手なコミュニケーションとはどういうことかを実体験を通じて感じていただくこと」を目指したいのです。このことに関して、既存の良質なプログラムがなくて悩み中です。

(どなたかヒント下さい…)

実は編集長。コミュニケーションっていうのは技術だと思っていて(あ、技術というのは、天賦の才能によるものではなく「訓練で身につくもの」という意味です)例えば、スポーツならば腕立て伏せとか腹筋とか、千本ノック(笑)とかで訓練できるような種類のものと考えているのです。

技術っていうのは、そのまま技術移転できなきゃいけないものだと編集長は考えています。どういうことかと言うと、同じようにできる人を育てるプログラムを内包してない限り、それは技術とは呼べず、単なる特殊技能にすぎないということです。(まあ、これは、編集長が若かりし頃に薫陶を受けた、Cタリスト社のMつばらさんの受け売りに過ぎませんが…)

編集長的には、上手な話合いの手法が特殊技能に支えられていると考えるのにはもう一つ承服しがたい。地域を運営していく上で一番大切なこの部分が天賦の才能によってのみ支えられているなんて、そんなはずはないと思うのです。
だから、話合いの技術を磨くためのエクササイズのようなものが考案できるのではないか、と考えているわけ。

ところが、世の中にはたくさんファシリテーションの本があるにも関わらず、この部分について書かれたものが非常に少ないのです。上手な質問の仕方とか相づちの打ち方とかは書いてある。会議運営のコツとして、出席人選の仕方や開催通知の出し方なんかも書いてあります。まあ、それはそれで役に立つのですが…

ファシリテーターの基礎体力である肝心のコミュニケーションの技術について、これを訓練する方法に言及したものはあまり見当たりません。訓練しましょうと書いてある本はたくさんあるけど「え?どうやって訓練するのよ。そんなこと」という部分がすっぽり抜け落ちてる。あるいは「場数を踏め」とか書いてあったりね。
もちろん場数が重要なのは確かだけど、「よしやってみよう!」と思うためには、その手前のエントリー部分の方が大事だと思うのよなー。

ここをプログラムとして完成できたら、第2講は、とても面白く役立つものになるよなあと思って、例によって「うにうに」と悩む編集長なのですよ。

編集長がここをどう乗り越えるか、乞うご期待ということで(と、自らハードルを上げてみた(笑)

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