« 2008年4月 | トップページ | 2008年6月 »
2008.05.12
丸井金猊展
谷中M類栖: 「いまあざやかに 丸井金猊展」にトラバ
今、一宮市博物館で行われている「いまあざやかに 丸井金猊展」のお知らせをいたします。
この丸井金猊氏のお孫さんであるm-louisさんからチラシのたくさん入ったご丁寧な案内をいただいていたのですが、どう紹介させていただいたものか悩んでいるうちに、展覧会は始まってしまい、日程は半ばまで消化されてしまいました。(ちゃんと身の廻りには宣伝しときましたよ。効果のほどは知りませんが・・・)で、こりゃいかん、と思ってパソコンに向かっておりますが、やはり絵の話は難しい。
m-louisさんは、丸井金猊氏の絵がなかなか評価しにくい存在と思われているようなことをおっしゃっていましたが、ここで言いたいのは、そういうことではなしに、「編集長にとって絵画について語ること」が難しい、という話なのです。
編集長は「説明用の絵」はいくらでも描きますが、いわゆるファインアートとしての絵画は描いたことがないばかりか、美術館に行っても、なかなか「これはいいなあ」という絵がみつけられず、おそらく私には絵を観賞する能力がないんだろうと、最近はあきらめている次第。
キュビズムと印象派とスーパーリアリズムは苦手で、キースへリングは好ましいと思っています。ミュシャがもうすこし甘くなかったらかなり好きで、ロートレックは嫌いじゃない。ティファニーのステンドガラスはその技術には感動したけど、その絵が好きかと言われるとそうでもない。モンドリアンは嫌いじゃないけど、もっと美しいものがありそうな気がして物足りない。あ、ミッフィー(ブルーナでしたか・・)は好きです。
と書いたらなんとなく分かってきた。好みが「おこちゃま」系なんですね、きっと。絵画というよりはイラスト系好みなのかな・・・。
さて、丸井金猊氏は、阪急の小林一三氏の委嘱により、東宝劇場階段ホールの壁画(これは焼失しているそうです)を代表作とする画家だそうです。それほど高名な方ではないそうで、一宮博物館の学芸員さんも特別展として丸山金猊を取り上げることはなかなかの冒険でもあったと、m-louisさんから伺いました。
たいがい、この手の展覧会のチラシに載っている代表作な絵よりも美術館で出会った非代表作を気に入ってしまう編集長ではあるのですが、チラシ・ポスターに載っている「 壁畫に集ふ」は、かなり編集長好み(まあ、だから何だ?という話ではあるのですが・・・)。編集長ってば、絵画にこめられたメッセージみたいなものを受け取る能力はゼロですが、整っていて美しい絵は好きですね。(編集長は輪郭にきちんと線の入っている絵が好きなんだと思います。きっと。おこちゃまなのもので・・・。)
おそらく展覧会には行けないのが残念です。読者の皆さんで興味のある方はぜひ。
一宮市博物館特別展「いまあざやかに 丸井金猊展」
【会 期】2008(平成20)年4月26日(土)〜6月1日(日)
【時 間】午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
【休館日】4月28日(月)・30日(火)、5月7日(水)・12日(月)・19日(月)・26日(月)
【料 金】大人500円、高・大学生300円、小・中学生200円
【会 場】一宮市博物館 〒491-0922 愛知県一宮市大和町妙興寺2390
【最寄駅】名古屋より名鉄名古屋本線岐阜行きにて
妙興寺駅下車南口より徒歩7分
【問合せ】0586-46-3215(一宮市博物館 http://www.icm-jp.com/ )
ところで、この一宮博物館、m-louisさんのブログに外観写真が掲載されています。この外観、一目で内井昭蔵氏の設計と感じたんだけど調べてみたらどうやら当たりみたい。内井さんの建築はすぐに分かるのだけれど、内井さんらしさってどんなところ?と聞かれるとすごく説明が難しい。凹凸のあるアイボリーグレーの壁面タイルと、緑青色の庇の仕上げ、象徴的に設けられた円形ブランによるシリンダー。ってとこですか?
建物を見てすぐに「あ、あの人の設計では?」と思われることが良いことなのか悪いことなのか分からないけれど、ある意味スタイルを持っている建築家には憧れる部分があります。
なんだ、結局建物の話かよ。(m-louisさんごめんなさい)
■追記(080513)
丸井金猊 - Kingei MARUI - Nihonga Painter -の「 壁畫に集ふ」にもトラバ
「壁畫に集ふ」のした図なんかが載ってて興味深いです。
ついでに
丸井金猊 - Kingei MARUI - Nihonga Painter -の「いまあざやかに 丸井金猊展」にもトラバ
しときました。
2008 05 12 08:55 午後 [20社会面0(イベント告知)] | 記事 | コメ (3) | トラバ
京都の景観配慮がすごいことに
京都に町家風コンビニなど続々、新景観政策に対応
古都の風情を守ろうと、景観保全に取り組む京都市が、全国の自治体の中でも特に厳しい規制を伴う「新景観政策」を導入してから半年余り。町家風のコンビニエンスストアや、シンプルな外観の建物が街角に増え始めた。建設や改築費は従来より高くなり、屋外広告も大幅に制限。企業も景観とビジネスの両立に工夫を求められている。
──asahi.com「080508の記事((魚拓))」より引用
なんか面白いことになってきたなあ。ご存知の方も多いかとは思いますが、編集長は「景観配慮型」の事物を収集しております。どうやら京都は編集長のコレクションの宝庫となりそうな雰囲気ですね。この記事冒頭のファミリーマートはもう一つな感じがしますが、白い面格子ローソンはなかなかデザインがよろしい。
京都でどんなことやってももう手遅れ、なんて話も聞かれますし、条例制定のプロセスに問題があったという意見もあります(実は編集長もそういう意見の一人ではありました※)。
ただ、もう条例は制定されてしまっているワケで、それならそれで、いろいろな人が面白がって、それぞれの京都らしさを追求したら、案外面白いまちになるかも知れません。などと無責任な感想を述べていては怒られるんだろうか・・・。
※ただし、京都であればこそ、割と強引な手法で景観規制を始めてもなんとかなってるんじゃないか、と思ったりもしてます。いきなり京大病院で特例を認めちゃったりとかなり柔軟な運用をしている部分も評価できると思いますし。(いや「決めておいてすぐ特例なんていいかげんすぎるダロ」というご意見ももっともですけど。でも、杓子定規にやるよりはよほど良いと思いますよ。)
なんか雑談ぽくて結論がないな・・・。
本日の結論
「景観配慮型の大量発生はなかなか面白い」
↑それだけかっ?
■本紙関連記事
□京都の景観配慮型マンション
あさみ新聞: 京都のマンションがすごいことに
□景観配慮型について
あさみ新聞: 景観配慮型「賃貸住宅」(京都)
あさみ新聞: 景観配慮型「選挙」(京都)
あさみ新聞: 景観配慮型「自販機」(京都)
あさみ新聞: 景観配慮型「懸垂幕」
□景観配慮型募集記事
あさみ新聞: 景観配慮型募集のお知らせ
□京都の景観条例周辺記事
あさみ新聞: 景観条例 〜今、京都で起きていること〜
あさみ新聞: 景観条例 〜今、京都で起きていること(2)〜
2008 05 12 12:03 午後 [33特集記事「景観まちづくり」, 41シリーズ「景観配慮型」] | 記事 | コメ (2) | トラバ


