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2007.12.05

「エコカワ」でいこう

CO2削減へ相談サービス
ロンドンのリビングストン市長は4日、中心部のトラファルガー広場に住宅の二酸化炭素の排出削減を促すミニ展示場を開き、市民に協力を呼びかけました。そしてロンドン市として個々の住宅や住民の暮らし方に合わせてどうすればエネルギー効率を向上し、二酸化炭素の排出量を削減できるか、対策をアドバイスする「緑のコンシェルジュ」というサービスを始めると発表しました。サービスは年間199ポンド、日本円で4万円余りと有料ですが、住宅ごとに二酸化炭素の排出量を計算したうえで可能な対策のメニューを作り、かかる費用も試算して、利用できる国や自治体の補助金の制度や、専門の施工業者を紹介するなどきめ細かい対応をするということです。ロンドン市では、あわせて無料の電話相談もスタートさせており、「対策を取りたいけれども何をすればよいかわからないという人たちに利用してもらいたい」としています。イギリスは、二酸化炭素の排出量を2050年までに最大で80%削減することも検討しており、住宅や建物の排出量削減が大きな課題の1つとなっています。
──「NHKニュース071205魚拓)」より引用

最近、お仕事の関係でCO2排出量の削減に関する様々なことを調べています。実は、建物を建てたり使ったりする中で(建物の寿命全体で)どれだけ環境負荷を減らすことが可能か、という調査・研究にトライしていて、CO2問題は避けて通れない問題なのでトライ中です。

編集長、環境負荷を減らすことは好ましいことだと思います。また、自然のエネルギーを用いてどれだけ快適な住空間を実現できるかというテーマは、常に追い求め続けているテーマでもあります。しかし、このCO2問題に関しては、これまで全く興味の外だったため、CO2が地球に与える影響を含め、現在勉強中。なのですよ(恥

前置きはこれくらいにして、本題に・・・。

冒頭のニュースなのですが・・・。まず最初に「CO2の削減」という言葉をなんとかしなくてはいけません。現在巷で行われているのはCO2の削減ではなくCO2の排出量の削減であることに注意しておかないといけない。ここのところで言葉を使い間違えてはいけませんね。

今のところ、人間が活動している限りCO2は増える一方で、間違っても削減されることはありません。あ、極端に森林が増えれば別なんでしょうが・・・。

「緑のコンシェルジェ」なかなかネーミングが良いですね。事業そのものは年間4万円払うサービスが成立するのであれば、それはすごいなあと思いますが・・。

ネーミングって全てを決めてしまうほど大事な事がありますよね。例えば「エコキュート」なんてのは電気によるヒートポンプでお湯をつくるというなかなか効率の良い優れたシステムですが(そもそも動力が電気ってところに若干の問題があるという話はまた別の機会に・・・)「Cute」と「給湯」がかかってしまっているところが上手といえば上手です。これに対抗する「エコウィル」は、ガスを使ったコージェネのシステム(簡単に言えば、ガスを燃焼して熱をつくるついでに発電もしちゃうというシステム)ですが、キュートに比べると、もう一つな感じがあります。

さて、編集長が提唱する新しいエコの形は

エコかわいい

どうすか?略してエコカワ

エコかっこいい

ってのも考えてみました。どう?


といっていたら、新案をうちの新聞社のK記者が考えてくれました。

エコピース

シンボルマークを30秒で作ってみました。

Eco_peace

今日はここまで。(いやあ、今日は更新できないかと思いましたよ・・間に合ってよかった)

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06経済欄 (業務レポート)」カテゴリの記事

コメント

エコかっこいい、というと、
LOHAS、でしょうね。「ソトコト」(笑)とか。

LOHASはアメリカの企業戦略として生まれたもの。(EU発祥ではない) これは、東海岸・西海岸都市部(民主党票田)リッチ達に、新たな生活のイメージを宣伝するためのキーワード。金持ちが行き着いた、便利でおいしい、満ち足りた生活からの、「引き算」。これによって新たな市場とあらたな消費を喚起します。

学生にはいつも、
「民」でのCO2削減(「排出」は略します)は超簡単、と言っています。

環境教育、環境家計簿、では絶対無理。口当たりの良い言葉だけど、そんなに日本の民度は高くない。

じゃぁ、どうするか。

値段を上げればいいんです。
石油、ガソリン、電気、ガス。
炭素税でも、環境税でも、原油高でも。


自民圧勝時代に、どだい無理な憲法改正なんぞやらずに、炭素税導入しておけばよかった。

なお、炭素税に反対しているのは一般国民ではありません。
経団連もろもろです。環境教育するべきは、この団体なのでしょう。

経団連は、地球温暖化懐疑論を持ち出して反論しますが、「ばっかじゃなかろか」というのが、正直なところです。

投稿: hira | 2007.12.06 11:52

追記です。

日本の建設業界は、日本のCO2排出量の39%を占めています。
当然、これをガツンと減らす必要があります。
国もそれを思いっきり考えています。

短期的には熱源の効率化。
最終的には、住宅の国産材供給です。

国産木材は、使えば使うほど、CO2排出を抑えられます。

これからは、国産木造住宅の時代になる(ならねばならん)と、確信しています。

投稿: hira | 2007.12.06 11:58

えーと、論点ずれたな(´ヘ`;)

いいたいことは、

カワイかったり、カッコよかったり、というのは、
経団連はじめ産業界の「目くらまし」だったりすることもあります。

なぜ太陽熱温水器は廃れ、ソーラー発電が流行るのか、とか。

本気で社会をエコに変えるにはどうすれば良いか、
本質を見失わないようにせねばならんのです。
経団連がいる、ということだけでも頭に入れておけば、社会の見方は変わってきます。

投稿: hira | 2007.12.06 12:38

hiraさん。どうも

今ようやくそのあたりの議論に追いつきつつあるところです。

コメントを書き始めたら、えらい長文になってまして・・・。もう少し時間をかけて、きちんとお返事しますので、しばしお待ちを。

投稿: あさみ編集長 | 2007.12.07 01:49

いえいえ、
時間なんぞかけない方がよろしいです。

私も確認とらずにコメントいるし。
建設業界39%ってのも、産業部門排出の内訳、だったような・・(んなくらい検索すればいいんですが)

投稿: hira | 2007.12.07 11:15

実はその建設業界39%のウラを取ろうとしてたとこ・・。

投稿: あさみ編集長 | 2007.12.07 11:29

埼玉大学経済学部社会環境設計学科教授、外岡豊先生によるレポート(長期シナリオ比較-目標・現実・実現-、2007年度日本建築学会・地球環境委員会・研究協議会資料「新しい段階に入った地球温暖化対策と建築の役割」pp. 9-18)では、


「2005年度温室効果ガス排出量(確定値)のCO2排出量1293TgCO2に対して住宅が13%、業務12%、民生建築計25%を占める。」
とあります。

これは建設コストではなく、ランニングコスト。すなわち照明、空調、給湯、などです。

建設コストは、三菱地所の技術情報部長の資料(同書 p33)によると、9.9パーセントが建設分野、ということになります。(年度不明)

ランニングと建設コストを含めると、35%ということになります。
(39じゃないなぁ。)

なお、IPCC第四次報告書にて、2002年度の全世界の建築部門のCO2排出量は、7.85GtCO2で、全体の33%を占める、とのこと。

投稿: hira | 2007.12.07 21:59

なお、この地球環境委員会は、私が学会において、もっとも注目して情報を得ている委員会であります。(ひょっとすると、農村計画や建築計画よりも・・です。新しい分野で、とても勉強になるから、でしょう。)

投稿: hira | 2007.12.07 22:09

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