気になる日本語
おことわり
今日のネタはついて来れない人には「全く無理」なネタです。最後まで飽きずに読めたらえらいかも知れません。無理して最後まで読む必要はありません。大したことは書いてませんから
さて、「気になる日本語」なんてタイトルで書き始めると、読者諸賢の中には、編集長が「最近の若者の言葉遣いが乱れておる」とか「あの政治家のあの発言は日本語としておかしいんじゃないか」とか、そいういう憂国言語論を展開するのか?などと勘違いされた方々もいらっしゃるかもしれません。
しかし既に全国4千5百万の『あさみ新聞』の愛読者の皆さんは既にお気づきのように、本紙『あさみ新聞』が目指すのはそういう世界ではありません。
さあ、本題に入ります。まずは写真を見ていただこうかと思います。

どこにでもある「きっぷうりば」のサイン表示。「これが何か?」と言わずによく見てほしいのです。なんだかコミカルです。・・・・え?お分かりでない?
では拡大いたしましょう。

どうです。このコミカルぶり。いや、確かに「ぷう」という言葉はコミカルです、しかし「ぷう」という音そのものがコミカルであるというところに目を奪われてはいけません。編集長が気にしているのはそこではないのです。
説明しましょう。「ぷう」を明瞭に発声しようとするとちょっと難しいですよね。
えーと。皆さんついて来てますか?ここでつっかえると今日は最後までついてこれませんよ。大丈夫ですか?「きっぷうりば」はあくまで「きっぷ」と「うりば」からなる言葉です。決して「きっ・ぷー・りば」ではないですよね。でも、ついつい「ぷ」と「う」をつなげて発声してしまいませんか?
これをきっちり「ぷ」と「う」の間で分けて発音しようとすると、かなり気を使うことになります。なんとなく高等な発音テクニックのように思えてきます。こうして見てみると「ぷ」と「う」の間に哀愁さえ漂う感じがしませんか。あ、しませんか、そうですか・・・。ついて来れない人たちがたくさんいるようですが、気にせず続けますよ。
「きっぷうりば」は題材としてかなり高級だったので、ついて来てない皆さんがいらっしゃるのは無理もない。実は、編集長の気なる日本語というのはこういったシリーズなのです。
そもそも、自分のこうしたこだわりに気づいたのは「焼きそばパン」が原因でした。気になるのは「ば」と「パ」の間です。気にしながら読んでみましょう。さあ、皆さん声を出してご一緒に「やきそばパン!」
どうですか?「ば」と「パ」の間に横たわる、えも言われぬ緊張感に、ちょっとどきどきしませんか?
あ、しませんか、そうですか・・・・。
こういうことを述べると、時々勘違いされる方がいらっしゃいますので、先にご注意申し上げておきます。似たような構造を持つ言葉の一つに「バーバパパ」というのがあります。しかし「バーバパパ」は「焼きそばパン」と違い、「パとバの間」にひとかけらの緊張感もありません。この違いはなんなんだろう。編集長にとって永遠の謎かもしれません。(まあ、それがどうしたって話ですが・・・)
ところで、「バス、ガス爆発」は編集長の好きな早口言葉で、これってかなり言いにくいですね。しかし、この「気になる日本語」的に、こういうのは邪道です。なぜなら、字の並びに美学がないでしょう?。なんですか?「ばすがすばくはつ」って・・・。
ちなみに「バスガス爆発」について言うと、これは「ガス爆発」のところが言いにくいだけです。このガス爆発の言いにくさを克服すれば、早口ことばとしては大変簡単になります。
コツとしては「バスガス・ばくはつ」と真ん中で切って読むことです。ほら、結構簡単でしょ?
話がそれました。他にも気になる日本語がいくつかありますので紹介しておきます。
「近江舞子」って「おうみまいこ」ですよ。「み」と「ま」の間の緊張感にクラクラしませんか?・・・・あ、しませんか、そうですか。

「支笏湖」って「しこつこ」ですよね。これはかなり高級な「気になり日本語」で、ほとんどついてくる人がいなくなるのではないかと編集長的には恐れますが、そこは勇気と勢いで発表しちゃいます。

まず、皆さんには「しこつこ」というのは「し・こつこ」と切ることが可能であることに気づいていただかなくてはなりません。そして「し・こつこ」と切った瞬間に最後に「つ」を付加したくなりませんか?「し・こつこ」では納まりがつきません。
「し・こつこつ」あるいは「しこつこつ」でもいいですね。音が座った感じになります。
ところが「支笏湖」は、これをギリギリのところで寸止めするワケです。最後に「つ」をつけたくなるギリギリのところで付けない、という緊張感。この緊張感がクラクラを誘って来ませんか?・・・
あ、きませんか?そうですか・・・。
今日は一体何人の方が最後まで読んでくれたのでしょう。はあ。
まとめます。
「やきそばパン」の「ば」と「パ」
「近江舞子」の「み」と「ま」
「しこつこ(つ)」の「こ」と「(つ)」
「きっぷうりば」の「ぷ」と「う」
このあたりが、今一番ホットな「気になる日本語」です。
あと、もう少しあったような気がしますがやめときます。「そういうの私も知ってる」という方は(いないって)ぜひコメントを残していって下さいませ。
ではでは。
くだらなすぎた。
もうしませんゆるしてください。でもホントに気になるのよ。編集長は。
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コメント
純粋に、ことばを音色で楽しめない自分に気づかせていただいた感です。どうしても語意というか語釈が邪念として入りこみ、言葉を音色として楽しめません。紙一重のところでついて行けませんでした。最後まで読みました。
少し外れますが(バスガス爆発系)、最近出たスーパーベルズのアルバムの、「レッツゴー 必殺肥薩線作戦」は未聴ですけど、プロMCの大坪るみさんが「必殺肥薩線作戦」を上手に言えないということを題材にした曲らしいですが、最近新品CDを買う勇気が出ず、買えずに困っているところです。
カミキリに、スネケブカヒロコバネカミキリというのがいますが、字面として、つい「ヒロコ」に目が言ってしまいます。嫁はんの名前なので問題はありません。「ヒロコ」に目が行ってしまうと、「スネケブカ・ヒロコ」になってしまいます。
投稿: ageee | 2007.12.04 07:20
ageeeさん>検索してしまいました。
ヒロコさん、毛深い~!
投稿: ちはる支局長 | 2007.12.04 08:37
ageeeさま
どうも。勢いで書いてますが、確かに気になっていることなので、ついて来られる来られないは別にして、どなたかの批評の対象になれただけで感激です(ホント)
で、
なるほど「私は音色を気にしていたのね」感あり、です。言われてみればその通りなのですが、本人、全く音色と語意、それから字面の区別がついていませんでした。うーん。こういうのも岡目八目っていうんでしょうか、それとも私が愚かなだけなのか・・・。
ageeeさんの言葉をそのまま借りれば、言葉を音色として楽しんでいる自分に気づかせていただきました。ageeeさんの「ひろこ」は、語意というより字面系ですよね。字面でいうなら、もっと天才がいます。ぜひこちらを。
http://blogs.yahoo.co.jp/hagetaigen/archive/2007/11/29
http://d.hatena.ne.jp/trivial/20071128
さて、スネケブカですが、音と字面に夢中になっていて「脛毛深ひろこ」であることに気がつくまでに時間がかかりましたが気づいてニヤリ。でも、奥さんに怒られますよ・・・。
そうそう。最後まで読めた人はエラいとか高飛車なこと言っていたのでした(恥
えらいっ>ageeeさん (あくまで高飛車)
投稿: あさみ編集長 | 2007.12.04 08:51
あ。支局長。おはようございます。
「スネケブカ」を最初に見た時は「ネブラスカ」とどっちがキレイかなあと思ってた。で、ネブラスカってナンだっけと思ってしばらく考えて思い出せないので、googleに放り込んで、アメリカの州の一つであることがわかったという次第。ここまで来て、まだ「脛毛深」に気づいてませんでした。何してんだか。
でも「脛毛深」も「舐らすか」も日本語として見るとあまりキレイな言葉ではありませんでした。
(↑お、なんかキレイに落とせた感があるな・・)
投稿: あさみ編集長 | 2007.12.04 08:56
どうも!朝妻です。
ひとつだけ気なる音色があります。
「そら、逃げろ」
これをかな表記すると「そらにげろ」
さらにこれを
「そら」を漢字変換、「に」はそのまま、「げろ」をカタカナに間違って返還すると
あら大変!
失礼しました~。
PS.
私の好きな早口言葉
「新入社員 新春シャンソンショー」
(「新春新入社員シャンソンショー」の方が更に言いにくいかも)
これは1回目で既にいえません。
投稿: 朝妻 | 2007.12.04 11:42
朝妻さんありがと。
いいんだけど、なぜ皆このネタで盛り上がる?
「そら、逃げろ」は、文意の緊張感によって、音による緊張感が削がれてしまっているところに最大の弱点がありますね。面白いネタですが・・・。「品格」にも難点が・・・。
新春シャンソンショーは確かにかなり言いにくいですが、「新・シュンシャン・損傷」だと思って発声すると、結構いけますよ。
別の方面から
「青梅国際マラソン」というネタをいただきました。詳述は避けますが、かなり緊張を強いられますね。これ。
投稿: あさみ編集長 | 2007.12.04 12:10
話を元に戻しますが(脱線していってもいいんだけど)
編集長の「気になる」というのは「音色」ではなく、
言葉を発するときの口の中のいやらしさにあるのだと思います。
「きっぷーりば」は「きっぷりば」と発音する途中に「ゥ」と
のどを鳴らすいやらしさ。
「近江舞子」は「m」で唇がパチパチしながらも「イ音」から
「ア音」へと口の最小から最大への変化を強いられるいやらしさ
だと思います。
だとすると、今井真美さんは
編集長、気に入っていただけるのではないでしょうか?
投稿: ちはる支局長 | 2007.12.04 13:01
ああ、なるほど。そっちが近いな。
(相変わらず自己分析のできてない編集長)
音じゃないんだ。口周辺(唇・のど・舌を含む)の運動か・・・。確かにそうです。そんな感じです。
「いまいまみ」いいですね。「もりまりも」なみによいと思います。しかし「もりまりも」(実在する人物です)の方が回文になっているだけ優勢のような気がします。
だから一体何の話をしているんだ・・・。私たち。
たぶん、きちんと説明できないネタに突入すると、とたんに脱線する編集長が悪いんですね。すみません。
イラストレーター「もりまりも」さんのサイト
http://marimo.parfe.jp/top.html
うむ。絵の趣味にはついて行けないけど(まりもさんごめんなさい)お名前は好きです♪
投稿: あさみ編集長 | 2007.12.04 13:16
うーん。近江舞子(おうみまいこ)は気になるけど、美作(みまさか)はあんまり気にならないな・・。(独り言)
投稿: あさみ編集長 | 2007.12.04 13:18
パソコンの前で
おーみま、おーみまいこ、おーみ、おーみまい、おーみま
と一人で喋ってる自分がおかしいです。
中学の同級生が「まりもみ」というアイドルグループにいるんですが
この「もみ」も気になりませんか?(笑)
ちょっと違う??
因みにグループ名の由来はメンバーの名前の最初の一文字だそーです。
投稿: shomari | 2007.12.04 23:40
shomariさん
コメントありがとうございます。パソコンの前で発声!
大変正しい読み方をしていただいて、編集長はうれしいですよ。
「まりもみ!」
これは座布団1枚かな。若干気になるという程度かと。気をつけてないと見過ごしてしまいそうですね。(だから、何に気をつけるんだ・・・)
それはそうと、もう「カキおこ」の季節ですよ。そわそわしてきました。うー。企画せねば・・・。
あさみ新聞主催「晩秋のカキおこツアー(あくまで会費制)」
後日告知。他の読者の皆さんもぜひ。なんのことか分からない人はぜひこちらを。
http://portal.nifty.com/2007/02/02/c/
あ、そうだ本紙でも取り上げていましたね。
「あさみ新聞:カキ」
http://www.e-asami.com/2007/02/post_de65.html
こちらもよろしく
投稿: あさみ編集長 | 2007.12.05 23:21
ああ!「カキおこツアー」とか素敵すぎます。
年末でお忙しいかなぁ、年明けてからのがいいかなぁと考えてましたが
今年中に行っちゃいますか?(>_<)b-☆
近いうちにお電話します!
投稿: shomari | 2007.12.06 04:09
年末に前述のスーパーベルズのCDを購入し、無事、大坪るみさんフィーチャーの「レッツゴー必殺肥薩線」を聴けました。
これを聴いてわかったことは、プロMCの大坪さんは、「必殺肥薩線」以前に「肥薩線」がうまく言えないツボだったようです。また、「日本三大車窓」もうまくいえないようです。
どちらも、頭の中での「漢字->音変換」に若干のつまづきがあるのかなと思うのですがいかがでしょうか。
ところで、日本三大車窓(鉄道)には、宮津線(現北近畿タンゴ鉄道)の車窓が入ると、鉄ライターの宮脇さんが以前書いておられました。(蛇足:「タンゴ」がカタカナなのもすっごく気なっています。)
大坪るみさんのブログはこちら
大坪瑠実のプライベートもお仕事も!
http://rumirumi.blog.ocn.ne.jp/
投稿: ageee | 2008.01.05 12:18
ひっさつひさつせん。
にほんさんだいしゃそう
ふむ。
必殺肥薩線は間違いなく「漢字->音」変換困難系ですね。
日本三大車窓はそんなに音変換難しくないっすよ・・・。
「サ行音連続系」(新春シャンソンショー系とも)ではないですかねえ?
だから、何の分類をしているんだね・・・。
大坪るみさん。なかなかお美しくてお若い方ではないですか・・。プロのMCと聞いて、もう少しお年が上の方を想像してました。ちょっとハイヒールモモコ系?
「北近畿タンゴ鉄道」ねえ。気になりますよねえ。ひらがなではないところが特に・・・。音楽の「タンゴ」とかけてんじゃないかなと思ってましたが真相は知りません。
投稿: あさみ編集長 | 2008.01.11 12:54