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2007年2月の記事

2007.02.25

春節祭

春節祭
今日、神戸南京街はお祭りでした。竜が練り歩いてます。

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2007.02.21

景観配慮型の基地局

「忍者型アンテナ」続々 携帯基地局増加で景観に配慮
作り物の枝葉をまとって大木に化けたり、神社の格子戸の奥に潜んだり——。携帯電話のアンテナ基地局に、周囲の風景に溶け込んで姿を消す「忍者型」が増えている。ケータイの爆発的普及と足並みをそろえ、電波をやりとりする基地局も急増。各地の郊外に高さ数十メートルに及ぶ鉄塔が次々と姿を現すようになり、便利さと景観維持の兼ね合いが求められるようになったためだ。
──asahi.com「070221の記事魚拓)」より引用

まあ、なんかアイデアとしては悪くないと思います。でも、この記事には写真が掲載されているのですが、この写真には「竹そっくりの擬竹アンテナ」って言われても困ってしまう、ヨクワカラナイ物体が写っています。近所の主婦のひとが「竹林に紛れて目立たない」と評価されているようですが、編集長的には「ホントかな?」感漂いまくりです。ともあれ、まあ、リンク先の写真を見てみて下さい。

さて、そういう工夫もいいけど、各社が別々にアンテナを立てている現状をなんとかしたらどうだろう、などと思っていたら、山梨県では高さ20メートル以上の基地局を立てる時はライバル会社に共同利用を呼びかけるよう指導しているとか。ふむふむなるほど。

記事によれば、この「擬竹アンテナ」の他に、「大木に化け型」「山小屋型」「街路灯型」「立ち枯れシラカバ型」などがある模様です。いろいろ考えるなあ。その土地の状況に合わせて鉄塔のデザインを考えるという姿勢そのものはすごく良いと思います。あとはデザインのセンスが大事というところでしょうか。

実は、編集長。「なんだかなあ」という気分でもあります。携帯電話会社という新興勢力が飛びついたというあたりに、なんだか妙な匂いを感じないではありません。こういった手法がマニュアル化されていくにつれて、だんだん「景観配慮」も「ユニバーサルデザイン」同様、消費されていくのかなあと思ったり・・・。

この「明確に否定する要素はないように見えるにもかかわらず釈然としない」感じはなんなんだろう。

もしかして、地域景観に以前よりコミットしている編集長よりも、後発の新興勢力が組織の力で景観配慮を大々的に押し進めているという事実が単に気に入らないだけだったりするのかな、と自戒をこめて思ったりしている編集長なのでした。わはは。

ともあれ皆さん感想下さい。

【追記】
石川初さんのコメントで気がつきました。なるほど、この話と「中国の緑化の図」、2つの話はつながっているんだ。石川さんどうもありがとうございます。

というわけで、皆さん、石川さんのところを見て来て下さい。
この2つです。
身辺メモ: 常緑岸壁
身辺メモ: 中国の赤い壁

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2007.02.18

カキ

国内最大のカキ生産地・広島に、カキフライを挟んだバーガー「広島バーガー」がお目見えした。サクサクした食感に栄養満点で、1個300円。
──asahi.com「070218の記事魚拓)」より引用

先日、ヨタマックなる記事を書いて、ゆるキャラっぽいと申し上げたところ、コメントをいただき、どうもヨタマックってのはかなり品のない物体であることが判明いたしました(笑。なぜかバーガーネタが続きますが、これは「広島バーガー」の話題。広島県漁業青年連絡協議会かき養殖部会の皆さんが考案したそうです。同じネタが中国新聞にもありましたので紹介しておきます。
カキフライバーガーいかが魚拓)」

どうやら

パン
お好みソース
カキフライ
からしマヨ
千切りキャベツ
パン

という構成だそうです。

しかし、なんだかありそうなバーガーなのに今までなかったワケですね。なんでだろと思って調べてみたら、ないわけでもないみたいです、以下発見した情報を羅列しときます。

■厚岸味覚ターミナル・コンキリエより「人気メニューカキフライバーガー」お、こっちの方が美味そうかも。

■2002年に自作している人もいました(笑。「2002年.11月の日記」こちらを。

■ハンバーガーって佐世保の名物だそうです。初めて知りました。「JR長崎支社/ 佐世保はハンバーガー伝来の地!!」をどうぞ。で、ここでも紹介されている「ヒカリ」というお店にカキフライバーガーがあるらしいです。う〜。食べてみたいす。

さて、話は変わりますが、カキと言えばぜひ「日生のカキオコ」を食べたい。と思っております。こちらを読むと絶対食べたくなりますよ。ぜひ。「デイリーポータルZ:日生のカキお好み焼きを食べてきた

あ、そうだ、そういえばm-louisさんもカキオコ食べてきたって書いてたな。と。こちらもどうぞ。
谷中M類栖: 赤穂と日生〜古さ考

つれづれなるままに、書いていたら、なんだかユルい記事になっちゃいましたね。すみません。

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2007.02.15

旧グッゲンハイム邸のこと

大正時代に建設され、解体の恐れがあった神戸市垂水区塩屋町3、異人館「旧グゲンハイム邸」を守ろうと、地元に住むステンドグラス作家・森本康代(みちよ)さん(63)が9日までに、購入の契約を結んだ。「須磨区の旧室谷邸のように解体されないよう、地元の財産として残したかった」と森本さん。老朽化による雨漏りなどの応急措置や保存、活用に向け、広く協力を呼びかけている。
──神戸新聞「070209の記事」より引用

室谷邸(あさみ新聞では触れませんでしたが・・・)をはじめ、歴史的建造物保存に関しては暗いニュースの多い昨今ではありますが、久々にステキな話題です。

旧グッゲンハイム邸は、垂水区塩屋町にあります。塩屋ってところは、ジェームス山を中心に旧ジェームス邸、旧ジョネス邸、いまはなき旧異人館倶楽部など、洋館の残っていることで知られています。旧グッゲンハイム邸のある塩屋町3丁目はジェームス山内ではありませんが、これらの洋館と合わせて、垂水区の海岸沿いの洋風で明るい建物の雰囲気をかもし出している建物群の一つといえるでしょう。

実は、この建物の存続が危ぶまれていましたが、地元のステンドグラス作家である森本さんが私財を投じて購入されたとのこと。「地元の財産として残したい」というその思いに、編集長は感嘆しております。

これから活用の方法を探るとのこと、うまく維持できて、建物が生きるようになるといいなあと思います。編集長も及ばずながら協力させていただきたいと思っています。実は、塩屋といえば編集長の住んでいる所。通勤電車からもこの旧グッゲンハイム邸が見えています。地元民としても何かお手伝いできるといいなあ。

旧グッゲンハイム邸はたぶんこれ

と、とりあえずニュースをご紹介して今日のところはここまで。
余談ながら、実は、編集長的には「旧ジョネス邸」もかなり好きです。
朝晩前を歩いて通るんだな。これが。

参照サイト
ジェームス山 - Wikipedia

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2007.02.13

ヨタマック

今日もコネタ

メガマック魚拓)が発売されて人気を呼んでいると聞いて、メガの1000倍はギガで、ギガの1000倍はテラだったなあ、と思った後、次は?と考えて思考停止。

聞いたことない。

で、調べました。

単位の話魚拓

ふむ。テラの次はペタなんだって。
メガ/ギガ/テラ/ペタ/エクサ/ゼタ/ヨタ
と続くらしいです。

「ヨタマック!」ってなんだか頼りなげで可愛らしいなあ。

ヨタマック。ひこにゃんに続く「ゆるキャラ」ということででお願いします。
(何を誰にお願いしてるのかしら?)

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2007.02.12

バレンタインデー

「チョコが苦手な男性にせんべいを贈りませんか」。埼玉県草加市の市文化会館で、バレンタインデーを前に、ハート形せんべいの手焼き体験が開かれている。
──asahi.com「070210の記事魚拓)」より引用

今日はコネタ。

バレンタインデーというのは海外から輸入された概念ですよね。チョコレートを贈るというのは、日本のお菓子屋さんが考えた日本独自の習慣と聞くことがありますが、どうやらそれも不正確らしいです。

バレンタインデー - Wikipedia

によれば、チョコレートを贈るというのは諸外国でもごく普通の習慣だとか。ただし、チョコレートに限定されている点、女性が男性に贈るのが主、というのが日本独自の習慣だとのこと。ふーむ。そうだったのか。

というワケで、バレンタインデーに贈られるものがおせんべいでもいいのではないかということなのでしょう。男性の参加者さんはいるのかしら?

埼玉県といえば編集長の故郷です。草加せんべいといえば編集長の好物です。

というワケでバレンタインデーの贈り物を贈る皆さん。編集長宛のやつはおせんべいにしてください(笑

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2007.02.10

景観と色のこと

岡山市が策定を進めている市景観計画案の彩度、明度など具体的な色の数値基準が8日、市総合政策審議会都市・交通部会で示された。建物の壁面などの色彩規制は、県条例では抽象的な表現だが、同計画では数値基準を導入。基準に適合しないものは、行政指導を行う。数値基準には、色彩表現の尺度となる「マンセル表色系」を使用。
(中略)
同計画は、景観法に基づき作成。建築物を新築、改築する場合、形態、色彩など計画書類の届け出対象は、市内全域で「高さ13メートルまたは建築面積500平方メートル以上」とする予定で、県条例より規制が強化される。
(後略)
──岡山日日新聞「070209の記事魚拓)」より引用

このニュースによれば岡山市は景観法に基づく景観行政団体である、ということが分かります。そもそも政令指定都市と中核市は、景観法が施行された時に自動的に景観行政団体になっていますので、これは当然といえば当然なのですが。

■まえおき
さて、ここから何の話をしようかと悩んでおります。このまま景観行政団体は何かという話から、景観法の話、景観法とは?みたいな話に持っていって、そこから、条例と法律の違いの話をして、兵庫県の景観条例(景観の形成等に関する条例)の本質にもっていったら、それはそれで長くなるなあ。今日はやめとこう。

では、全く路線を変えて、編集長がこの文章を書きながら「政令指定都市とか中核市って何だろう」と思ったので、これを調べてネタにする。っていうのも、これもまた時間がかかりそうです。

では、新聞記事をもとに「マンセルって何?」っていう話は私がいつも各地でお話ししていることなので、ネタはいくらでもありますし、皆さんに披露したい自作資料もあることはあるのですが、これもそのままアップするのには問題があるし・・・。

さらに、景観条例でマンセル色票系を基準に採用している条例がいったいどれだけあるのか?ということを調べると、兵庫県の景観条例の特色と言われている「色彩に関する基準」が、引用した岡山市などの例と比較してどこまで「特色」といえるのか?ということが分かりそうです。

また、世にたくさんある景観条例のうち、景観法に基づくものとそうでないものがどれだけあるのか?みたいな話も面白そうですね。でも、これはたぶん1ヶ月ぐらいの調査が必要になってしまう。

さらに、景観法が制定される直前に約500以上あったと言われる全国各地の景観条例の制定年を並べてみると、面白いことが分かりそうな気もするし、兵庫県はかなり早い段階で条例を制定しているといわれていることが、どれくらすごいことなのかが分かりそうな気もします。

というように、思いつくことはいろいろあるし、上記の問題をきちんと整理すれば、卒論3本分ぐらいにはなりそうなので、指導して欲しい学生は私のところに来たまえ(笑 (<何いってんだか)

で、昨日、某所で知った兵庫県の景観条例に関するネタをご紹介して、お茶を濁そうと思います。これなら調べものがほとんどいらないので、書くのが早いんですよね。実は・・・(ようやく本論かよ)

さて、本論は今日の記事の最後の数段落に書いてあるので、景観条例について勉強したいワケじゃないもんね〜というヒトは最後の方へ飛んでもらって構いません(笑。でも最後まで景観条例の話だけどね(笑

■兵庫県の景観条例
まずはじめに、兵庫県の景観条例は(何度かご紹介していますが)正式名称を「景観の形成等に関する条例」といって、昭和60年(1985年)に制定されています。その後しばらくたって、平成16年(2004年)に景観法が制定されていますが、兵庫県は条例の枠組みを基本的には変えず、景観法に基づかない自主条例として運用しています。とはいえ、兵庫県がこの景観条例を自主条例のままにしているのは、別に兵庫県がサボっているワケではありません。

■景観法と条例の関係
兵庫県では早期に景観条例が策定されているため、それなりに条例の認知度も高く、すでに景観形成地区として指定されている歴史的まちなみをもつ地区では、相当な実績を上げているという自負があります(たぶん)。確かに、条例とは言っても根拠法があるワケでもなく、極論すれば紳士協定のような条例を使って、相応の実績を上げているというのは自慢してもよいでしょう。

■兵庫県では法的拘束力がなくても何とかなる
兵庫県としては今のところ、景観法による景観条例に移行して条例に法的拘束力を持たせることで、既にある景観形成地区での景観基準運用をぎすぎすしたものに変えていくよりは、現在うまくいっているゆるやかなルールによる運用を図る方が、県の実情に合っていると考えたものと思われます。
(このあたりは兵庫県民の県民性というのもあるなあと思います。編集長はつねづね、兵庫県の人って、人が良くて、ぶっきらぼうだけど優しくて、シャイでおとなしいけど前向きで、ルールがあればそれは守るべきだというまじめさがある一方、実際的というか理想と現実のはざまにビジョンを見いだすことのできるしなやかさを持ち合わせた人が多いなあと、思ってます。(ホメスギか?))

と、ここまでは景観条例の背景ね(本論はまだだったのか)

さて、ここでは色の話にしていきましょう。

■なぜ「景観で色」なのか
良好な景観づくりのために必要なのは色を決めること「だけ」ではないだろうという議論はこの際、あえて脇においておきます。(そこに突っ込むと兵庫県の話になるまでにあと20段落ぐらい必要になりそうなのよ)きれいなまちだなあ、とか雰囲気のよいまちだなあ、と人に思わせるのは、確かに建物の色だけではありません。しかし、色も重要なファクターであることもまた事実でしょう。

ところで、(既にどこかで書いたかもしれませんが)色をコントロールしようという手法の背景には別な動機もあります。

例えば瓦屋根ひとつをとってみましょう。黒い瓦にしようが赤い瓦にしようが、値段は変わりませんよね?グレーのサイディングでもライトブラウンのサイディングでも、建設工事費が変わることはないといってよいでしょう。つまり、色の範囲に基準を設けたところで、大して建築主の負担にはならないのです。これにより、住民負担を最小限にすることも可能ということなのです。

もちろん、伝統的歴史的まちなみの残る街道筋などでは「トタン葺きよりも瓦葺きの方が、まちなみ景観にとって良い」という場合が多いかも知れません。そして、トタン葺きにするお金しか持っていない人に、瓦葺きにしたら良くなるんじゃないですか?と提案しても、それはかなりな負担になります。
(じゃあ、その差額のお金を、行政が手伝ってあげたらいいんじゃないかという議論も成り立ちます。実は、十分とは言えないかも知れませんが、兵庫県ではそのためのお金と助成のルールを用意しています。その話はまたいずれ)

そこで、色彩基準の登場となるワケです。お金がなくて無理だったらせめて色だけでも考えてまちなみ形成につなげていきましょうよ。という論法が成り立つというワケです。これが、おそらく兵庫県が色にこだわるもう一つの理由ではないかと編集長は考えています。で、実際これがワリと効力を発揮しているような気がします。(実例をあげて説明できないのがもどかしいですが)

と、ここまでが、色彩基準についての実態(いよいよ本論みたい)

■兵庫県条例の限界(というか課題)
実は兵庫県の景観条例では、景観形成地区における景観基準に色彩のルールを「マンセル色票系」による数値指定で決めています。特に建物の屋根と壁について色彩基準をマンセルの数値により範囲指定するという方法をとっています。(なので、各地の県民局・自治体にはマンセルブックが備えてある)

しかし、前から思ってはいたことなのですが、この基準の作り方だと、色の指定が屋根と壁で別々ということになる、と改めて昨日気がつきました。

どういうことかと言うと、屋根はここからここまで、壁はここからここまでの色ならいいですよ。という提案の仕方はできても、この屋根の色の時はこの壁の色がマッチしていますねという提案は、この枠組みの中ではやりにくい、ということです。実際にそうやって色彩基準が指定されている地区も兵庫県内にはありません。

これは少し考え直してもいいのではないか、と思います。

■札幌の事例
そういう意味では札幌の例が参考になると思います。

札幌の景観色70色

この景観色70色では、各色に、札幌らしい名前がついていて、なかなか親しみやすい感じになっています。例えばマンセル色票系で「7.5GY 5.7/4.0」という無味乾燥な表記がなされる緑色も「羊ヶ丘(ひつじがおか)」と名前がついていたら、なかなかステキだと思いませんか?

■日本の伝統色
そもそも色には和名がついているものがたくさんあります、例えば

日本の伝統色
日本の伝統色名

などが参考になると思います。

■組み合わせ・アクセントカラー
それはさておき、札幌の話。

札幌の景観色の解説書3(pdfファイル)

に見られるように、札幌市では、色の組み合わせなんかも例示していて、アクセントカラーの考え方なども分かるようになっています。デザイナーでもある編集長としては、なんだか可能性が限定されているような気もしますが、これだけたくさんあれば、選ぶのも楽しいかもしれませんね。

なんだかとりとめがなくなりました。ごめんなさい。
そういえばアフェリエイト強化月間(週間だったっけ?)だったことを忘れてました。
ということで読んだことない3冊をご紹介。

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2007.02.08

仕事のやりがい

仕事のやりがい
娘を保育園に連れて行ったら、門のところにへばり付き状態の子供達がいっぱい。
工事の職人さんたちは照れながらも誇らしげ。

編集長もこんなギャラリーがいたら、もっと仕事頑張れるのになあ‥。

ということで読者のみなさん。コメントを残していって下さいね(笑

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2007.02.07

景観条例 〜今、京都で起きていること(2)〜

京都の景観政策の動向をウォッチング

■市長記者会見、町家耐震診断制度の創設で景観条例に言及
070118
 京都市情報館 - 市長記者会見魚拓
  優れた景観を持つ歴史都市として輝き続けるために景観条例

■新景観政策修正
070124
 京都新聞より
 「京都市、新景観政策修正へ デザイン規制中心 一部緩和も」(魚拓
  植栽面積基準や軒の出・けらばの出規定などを緩和する

■京都商工会議所などが京都創造者大賞を創設
070124
 京都新聞より
 「京都創造者大賞を創設 京都商議所など 3月から推薦受け付け」(魚拓
  あんまり関係ないけど、こんなニュースも

■京都商工会議所が賛意表明
070124
 京都新聞より
 「新景観政策を「画期的試み」と評価 村田京商会頭」(魚拓
  「京都のまちを再び美しくする画期的な試み」と会頭

■京都市の景観政策、エール相次ぐ
070124
 NIKKEI NET
 「京都市の景観政策、高さ規制にエール相次ぐ・一部に反対も」(魚拓
  商工会議所、府知事、マンション管理組合団体は賛成
  不動産業者の団体が反対と報じられている

■京都市が修正案を発表
070130
 京都新聞
 「デザイン中心の8項目で規制緩和 京都市、景観政策の修正案発表」(魚拓
  不適格建物の建替え助成を含めた緩和を市長が発表
  例外を認めるルールにしたのは確かに良かったかも

■屋上広告禁止、景観条例案市議会提出へ
070131
 日経ネット関西
 「京都市、屋上広告を禁止─景観条例案、市議会に提出へ」(魚拓
  日経さんはなぜか建物基準よりも屋外広告規制強化を強調

■京都景観:府が条例づくり
070201
 京都新聞
 「景観保全、京全域で推進 新制度導入、京都府が条例案」(魚拓
  京都府も景観条例。あれ?今まではなかったのかな?

■京都市新年度一般会計予算案
070203
 京都新聞
 「京都市新年度一般会計予算案概要」(魚拓
  景観不適格マンション建替え支援に2億1300万円など

■市の景観条例に賛成表明
070205
 京都新聞
 「市の新景観政策に支持を表明 京の9団体が意見書」(魚拓
  まちづくり住民団体9団体が賛成(市外の団体含む)


と、一生懸命アーカイブを作っていたら、さすが京都新聞。特集アーカイブを作成していました。気づかなかったよ。私の努力は何だったんだ。がっくり・・・。

京都新聞|特集アーカイブ

これにだいたい載ってます。時系列で並べてくれるともっといいんだけどな。

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2007.02.06

丸い郵便ポスト

今日は某所に打合せに行ってきました。現在、昭和30年代の風景をつくるというお仕事をしておりまして、オート3輪とか千歯こきとかトウミとか、そういったものを相手にしようとしているところ。なんだか面白そうでしょ?でも、当時のアイテムを仕入れるってのが結構大変。というか私たちは設計担当なので、仕様を決めて、ものの値段を押えるところまでが仕事です。実際にアイテムを買ったりはしないのですが、でもどこで入手できるかどうかを押えておかないといけません。値段だってわかんないしね。

■手押しポンプ
■五右衛門風呂
■リヤカー

なんてものを今でも作って売っているメーカーがあるってのが驚きです。

で、現在は井戸で悩み中。本物の井戸が掘れればいいのですが、掘っても水が出そうにないので水道水を使って水を貯留してこれを手押しポンプでくみ上げる。と、そういう仕組みを考えたのですが、、、、。

これがうまくいかない。

貯留してある水が減って来たら水道水を足すという仕組みは、センサーなんか使わなくても、水洗トイレのタンクの中にあるボールタップの仕組みを使って実現できますよね。そこまでは良かったのですが、どうもこの貯留水槽、いわゆる受水槽と同じ扱いになるので、水道局が許してくれないのです。

受水槽というのは、基本的に直接地下には埋められません。埋めるなら地下室を作って、その中に受水槽を設けなければならないことになっています。簡単にいえば受水槽の上下左右前後は点検のできるスペースを設けて、全面点検できるようにしなさいというルールがあるということです(※1)。

しかし、まさか、井戸一つ動かすだけのために地下室を作るわけにもいきません。で、ちょっと悩んでおりますが、ま、そのうち解決できるでしょう。(できるのか?)


さて、もう一つの悩みは、郵便ポスト。丸いポストを置きたいのですが、これってどこで手に入るのでしょうね。知ってますか?丸いポスト。例えばこちらのサイトをどうぞ。

まだまだ現役。鶴岡の懐かしいポスト。

正式名称を「郵便差出箱1号丸型」というそうで、昭和24年から実用化されているそうです(※2)。

話をもとに戻します。

せっかく作るのだから、郵便局員さんが集荷してくれるものにしたいなあ、と思っているのですが、郵便局さんにお願いしたらこの「差出箱1号丸型」を設置してくれるでしょうか?別に集荷は1週間に1回とかでいいんですけどね。郵便局にお願いしてみようかなあ。どなたか「差出箱1号丸型」の設置のしくみを知っている方がいらしたら教えて下さい。


※1建築基準法施行令(昭和25年政令第338号)第129条の2の5に基づく、
  建設省告示「建築物に設ける飲料水の配管設備及び排水のための配
  管設備の構造方法を定める件」
  (昭和50年建告第1597号(最終改正:平成12年建設省告示第1406号))

※2参照:郵便ポストの移り変わり

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2007.02.05

神戸スイーツタクシー

神戸に観光名所と洋菓子店を案内する「神戸スイーツ・タクシー」が登場。バレンタインデーを前にスイーツドライブが人気をよんでいる。
──asahi.com「070205の記事魚拓)」より引用

JTBと近畿タクシーの共同企画だそうです。「人気を呼んでいる」ってのが、どれくらいの人気なのか、マスコミ不振不信の昨今(笑)微妙ではあります。しかも、編集長、スイーツにはあんまり興味ないですが・・・。ま、なんか新しい商売しているな系のコネタとしてご提供。

行き先はビーナスブリッジ・トアロード・旧居留地・ハーバーランドなどだそうで、道中、運転手さんから神戸の洋菓子についての歴史を聞くことができるとか。途中でいくつかの洋菓子屋さんにも立ち寄るそうです。2時間で6000円(4名まで)だそうです。

JTBのサイトが編集長の環境(OSX+safari2,IE5.2,firefox2)ではきちんと見ることができませんが、近畿タクシーさんのサイトからリンクしています。興味のある方はどうぞ(笑。編集長は実際どれくらい人気があるのかを知りたいです。

神戸スイーツ・タクシー(近畿タクシーのサイト)

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2007.02.04

赤いイタリア文化会館(2)

来日中のイタリアのダレーマ副首相兼外相が2日、日本記者クラブで会見し、東京・千鳥ヶ淵近くに立つ「イタリア文化会館」の赤い外壁の塗り替えを地元住民が求めていることについて、設計を指導したイタリア人建築家ガエ・アウレンティさんの著作権を理由に、「政府として命令できない」としながら、「日本の方にとって深い意味を持つ地域に建てられた建築物で、住民の抗議に共感も感じる。友好的解決策を導きたい」とも述べた。
──YOMIURI ONLINE「070202の記事魚拓)」より引用

イタリアの副首相のこの発言は、渡辺恒雄氏の質問への回答として掲載されています。編集長としては「ナベツネさん、なんであんたやねん」とツッコミを入れたいところですが、それはおいておきましょう。

続きを読む "赤いイタリア文化会館(2)"

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2007.02.03

和風—洋風スケール

なんだか色々と、どたばたしてますが、すごく面白いことを考えついたので備忘録としてメモしておきます。

景観についての議論を住民さんたちとしていると「和風」とか「洋風」といった言葉が出て来ます。実は編集長は「和風」と「洋風」についての明確な定義を持ち合わせていないので、あまりこの言葉を使いません。「和風のまちなみを目指しましょう」といったとき、「和風って何?」と聞かれたら、編集長はおそらく答えに窮します。
(便器の和式・洋式なら明瞭なので説明可能だけどね)

ここで普段なら「和風」ってナンだ?「洋風」ってナンだ?という議論に突入するのが、いつものあさみ新聞の編集方針ですが、今日はひと味違います。実は、この問題に決着をつけようとしても答えが出ないような気がします。それはおそらく、和風・洋風を定義しようとするからいけないのです。ということで編集長はある道具を考えました。

その名も
「和風—洋風スケール」っ!!
  (ドラえもんのポッケから物が出て来る時のノリで)

和風と洋風を測る定規を作ります。これを当てるだけで、どれくらい和風なのか洋風なのか分かるという画期的な道具です。

え?
何言ってるんだって?

そんなものドラえもんでもなければ出来るワケない、と思ってますか?
わはは。そこは編集長、シャレや冗談だけでこんなことは言いません。画期的な道具を現在構想中です。近日公開できると思います。これで和風・洋風論争に終止符が打てるぐらいの画期的な発明のような気がして来ました(悪ノリしすぎ。そんな大したものではありません)。

ま、編集長の性格をご存知の読者諸賢には、だいたい想像ついていると思いますけど・・・。

製作にちょっとだけ手間がかかります。編集長一人だと大変なので、協力いただける方はお申し出下さい。一人でもできる単純作業です。ご協力いただいた方には、編集長のノウハウを伝授して差し上げます。(って、これじゃ怪しい「ノウハウ本販売サイト」とか「あなたも今日からネットで儲かりますサイト」みたいだケド・・)

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今日のちゃすりん

今日のちゃすりん
通り掛かったので寄って写真を撮ってみましたが、さすがに深夜なので、暗くてよく見えませんね。心霊写真ではありません(笑。【070202−2330頃のちゃすりん】

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2007.02.02

「統一」は「美」なりや

「スパイク配色統一を」 パ・リーグが球団に申し入れ
パ・リーグは1日、6球団のキャンプ地に審判員を派遣し、スパイクの配色などを球団ごとにある程度統一するよう申し入れた。今年度のアグリーメントに記載し、公式戦開幕までに徹底するよう求めている。スパイクは個人調達になっているため、デザインもまちまちで、最近は乱れが目立っていたという。
──asahi.com「070201の記事魚拓)」より引用

ふーん。プロ野球を見ることはほとんどないので、よく分かりませんが、団体競技のスポーツなんだし、ユニホームは統一ですよね。じゃないと不便だし。

で、スパイクが「乱れている」と・・・。統一されていることは美しいということなのでしょうね。でも、足元に個性が発揮されているということが美しいという見方もあるな。などと、まちの景観のことを考えながら思いました。

この「統一」=「美」という単純な図式を、編集長的に極端なところまで押し進めると、身長も統一した方が美しいとか、この際だから顔も統一しちゃえ、というところまで議論は飛んでいきます。それは気持ち悪いかもね。

なんてことを考えながら「やっぱりスパイクも同じ方が見た目はいいかも」などと考えている自分もいるのですがね。

パリーグの選手のスパイクが「乱れて」ても「美しく」ても、あんまり編集長の実生活には影響しないといえばしないのですが・・・。

そんなことを言い出したら、行ったことのない町の景観が美しくても、美しくなくても、編集長の実生活にはあまり影響しないとも言えてしまうなあ。ふむ。

ほとんどヒトリゴトでしたね。すみません。
ちょっと疲れているみたいです。

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2007.02.01

「美しい」景観って?

「美しいなんて言葉、使っちゃいけません」と、彼女は大和口(ヤマトゥグチ)に切り替えて言った。 「美という言葉は、沖縄ではもともと首里の王様だけが使える言葉です。そのほかはみな、『清い』という言葉をあてます」
(中略)
しかし彼女はまだ動揺が収まらない様子で、「あなた、安倍首相の本読みました?」と、憤りながら尋ねてきた。僕は読んではいないのだが、それが「美しい国へ」なのだということはもちろん知っていた。そう答えると彼女は「とんでもない題名です。本当に腹が立って腹が立って、私には冒涜に聞こえるんです!」と息巻いた。
──先見日記「駒沢敏器氏の070122の回」より引用

ここに登場する料理研究家を編集長は存じ上げませんが、駒沢さんの文章を読むと、とてもステキな人なのだろうと思います。そして、心もちや料理の下ごしらえの方法や体調管理に至るまでの、彼女の信念と気概を指して、駒沢さんが「この世でいちばん美しい料理」と表現しようとした気持ちは、よく分かります。

しかし、沖縄では「美しい」という言葉は王様だけが使える言葉と彼女はいいます。これに変わる、庶民が使える言葉としては、「清い」(ちゅらい)という言葉を使うのだというのです。

リンク先を読んでいただくのが早いと思うのですが、彼女は「美しい国へ」を2回読み返し、美しいという言葉が出て来る箇所に全て付箋を貼って憤っているとか・・・。単に「美しい国へ」というタイトルに憤るだけでなく、(いらいらしながらも)きちんと本を読んでから憤るその姿勢をまた、編集長は「清い」と感じます。

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