カップヌードルリフィル
ちょっと調べてみたら、詰め替え用と普通のカップヌードルの内容量はほぼ同じです。そこで、邪道とは知りつつ、試しにどれだけ食べると元が取れるかを計算してみました。詰め替え用が122円(税別)で、これまでのカップヌードルが155円(税別)ですから、その差33円です。一方、この新商品のリユースカップの値段は総額から詰め替え用2個分を引けばいいので570円-(122円×2)=326円ということになります。つまり、この326円を詰め替え用で安くなった中身で取り返すためには、326÷33と計算して、これが9.8ぐらいになりますから、リユースカップを壊したり無くしたりしないうちに10食を消費すれば、手元のお財布としては採算が合うということになります。
しかし、こういう試算は、地球全体の環境を考えた時に、有効なんですかね。もう一つ選択肢として「2度とカップヌードルを食べない」というのもありそうですが、まあ、それはこの際おいておくとして。お財布的に採算の合うことと、環境負荷を減らすこととは同義ではないかも知れませんしね。例えば私財を投じて川を浄化したい、という篤志家がいたとして、この人はお財布上の採算を気にしているワケではあんまりないですね。現在持っている現金と、住環境の将来とをはかりにかけて私財を投ずることを決定しているワケです。まず、お財布勘定を行った編集長などとは価値観が根本的に違うというワケ。
さて、それでは、編集長的に環境負荷について試算してみましょう。世の中にはコストは環境負荷に比例するという考え方があります。これ、かなり分かりやすいので、時々こういう考え方で世の中を見てみたりしています。全ての商品にあてはまるかどうかは別ですが、要するに値段はエネルギー消費量を表しているのではないかという考え方ですね。これに従うと、全ては値段の話で片付くので考え方としては簡単です。もし、何が何でも10食消費するならば、こちらの商品を選んだ方が環境に優しいということになります。
日清食品は創業者会長である安藤百福(wiki)さんを今年の初めに亡くしたばかり。この新商品がいいのか悪いのかは別にして、安藤さんのチキンラーメン・カップヌードルの開発の物語はなかなか面白そうですよ。例えば「食欲礼賛」(amazon)などはいかが?(と宣伝してみたり)
wikiによれば
2007年1月9日付の米紙ニューヨークタイムズは社説で安藤を取り上げ、「ミスターヌードルに感謝」という見出しのもと、即席麺開発の業績により「安藤氏は人類の進歩の殿堂内に不朽の地位を占めた」と絶賛した。同社説では彼が発明した即席麺を、「ホンダのシビックやソニーのウォークマンなどと並ぶ」「あるいはチームで開発したそれらとは違い、個人で開発したという点でさらに偉大な」日本人が行った優れた商品開発であると紹介している。
──「Wikipedia-安藤百福」より引用
ということだそうですよ。wiki読むだけでも結構波乱の人生っぽくて面白かったです。
さて、かなり気まぐれにアフェリエイト強化週間を展開中です。
| 固定リンク
「01人声人語(雑談・独り言)」カテゴリの記事
- 長野県がヒトのカオに見える件(2010.04.16)
- 山形県がヒトのカオに見える件(2010.04.14)
- 立方体と豆腐をスケッチで描き分ける(2009.11.13)
- 引越完了&新聞再開(2009.10.15)
- ニンジンがニンジンであるように(2009.07.26)


コメント
「資源を大切に使い・・・・」と言ってしまうと「チキンラーメンどんぶり」の立場がなくなってしまうと思うのです。
それよりカップヌードルの具だけ販売してくれないですかねぇ>日清さん
家庭でリユースカップを使うぐらいなら、即席めんを鍋でつくりますわ。ただ、具を適当にそろえるのが面倒なのよねぇ。
投稿: ちはる支局長 | 2007.01.30 08:43
そうか、確かにそうだ。
どんぶり付きで売るということそのものが、すでに環境負荷だわな。
どうも、このリフィルの考え方にだまされているような気がしてたのは
実はそこだったのね。
投稿: あさみ編集長 | 2007.01.30 14:41