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2006.09.29
湯村温泉のケーキ
湯村温泉に巨大なクリスマスケーキが出現−。老朽化で取り壊しが決まっている兵庫県新温泉町湯の温泉小学校(寺谷建明校長、百七十五人)の円形校舎にケーキの飾り付けをしてライトアップする計画が、実現に向けて動き出した。発案者である湯村温泉旅館料飲組合の朝野泰昌会長(朝野家社長)の呼び掛けに、寺谷校長と中田隆子PTA会長が協力。十二月の実施に向けて、さらに地元企業や保護者らに協力を求めていく考えだ。
──日本海新聞060908の記事「温泉小をケーキに 円形校舎お別れプロジェクト」より引用
まちづくりのお手伝いに伺い続けている新温泉町の湯・細田地区の会合に出た時に、朝野さんから、こんな面白い話を聞きました。母校の校舎が一つなくなると聞いた地元の住民の皆さんが、この校舎との別れを惜しむその心が、なんともまあ、ユニークで可愛らしい企画になったもの、と編集長は話を聞きながら、ついつい涙してしまいました。
このことを新聞記事にしたものが、日本海新聞にあったのでこれを紹介しておきました。
学校をクリスマスケーキにしてしまおう、という発想は、この校舎が円形であるがゆえに生まれたアイデアだと思います。しかし、ちょっと聞いただけでは荒唐無稽な話にも聞こえます。どんな風にしたら、本当にクリスマスケーキに見えるでしょう?この問題を、朝野さんは、RCの円柱を打設する時に使う紙管(ボイドチューブ)で作ったろうそくによって解決するというアイデアで乗り越えようとしています。直径60cm長さ5〜6mの紙管を6本、各学年の子供たちに色を塗ってもらって作るそおうです。
イチゴやサンタクロースは発泡スチロールで作る計画にしています。紙管を提供してくださる業者さんや、本物のケーキを差し入れて下さる芦屋のケーキ屋さんなどの協力も得て、地元の商業者や住民などが一丸となって、このプロジェクトを推進しようとしています。
こんな風に、思いつきがあって、実現の手法があって、皆の気持ちが一つになると、荒唐無稽に見えることでも実現してしまう。そんな勢いが今の湯村にはあります。なんだかステキなまちですね。
小学校は、たいがい地元の誰もが通ったことのある施設であるだけに、住民の愛着の住む建物になっていることが多いものです。この温泉小学校区でも、校舎がなくなるのは残念ですが、どの道なくなってしまうのなら、これを住民皆の力で飾り付け、クリスマスケーキにして、その労をねぎらい、そして見送ろうというアイデアのなんと素晴らしいことでしょう。ついでに1月の創立記念日には、この校舎の50才を祝うバースデーケーキになるといいます。
12月1日に点灯式の予定で、年度末までは飾り付けを維持する予定だとお聞きしています。いろいろとご苦労もおありでしょうが、皆さんぜひ頑張ってください。
さて、いただいた企画書によれば、
海外のまちを訪れて「この町を見せて下さい」と言うと、必ず連れて行かれるのが、その地域文化を代表している学校・役場・歴史建築物です。日本ではその全てが閉鎖的で住民に開かれていません。もっと地域の顔になるべきです。とくに学校は将来の地域の担い手を育てるところなので、楽しく通ってほしいものです。
とあります。
編集長はこの企画の全てに賛同します。編集長、及ばずながらもぜひぜひお手伝いに伺いたい。と、考えています。(そんなことを考えると自分の首をしめることになるのですが、、、汗)また作業日程などをお知らせ下さいませ。
読者の皆さんも、これを機会に湯村温泉を訪れてみてはいかが?
2006 09 29 08:40 午後 [14地方版 (地域・まちづくり)] | 記事
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投書(コメント)
先ほど、私の母校(小学校)の閉鎖が決まったとのニュースを知りました。神戸新聞がスクープで伝えたものらしいのですが(多分本当?)。。
そんな話を聞くとやはり寂しいものです。
地元密着の学校ではなかったので、湯村小学校のお話はステキだなあと思って読みました。その円形校舎が飾り付けられた様はぜひ見てみたいです。
投書者: akanem (2006/09/30 1:01:21)
>akanem特派員
なかなか楽しそうでしょ?
しかし母校がなくなるのは、なかなか悲しいものがありますね。
ふるさと愛をなかなか保有しきれない特派員も、母校ならコミットできるのね
(<あ、またいぢわるとか言われてしまうし、、、、。)
投書者: あさみ編集長 (2006/10/02 14:08:00)
母校が存続していても校舎が建てかわってしまっていては、あまり愛着を感じないです。
愛着があっても今の世の中、そう簡単に校舎の中に入るわけにはいきませんが。
投書者: ちはる支局長 (2006/10/03 14:28:03)
そうそう。その母校にすら簡単に入れない社会状況ってどうよ、と思わないではありませんね、時代の趨勢ってのはそういうことなのかと半ばあきらめムードな編集長ではありますが、、、、。
しかし愛着ってのは母校になのか、校舎になのかってのは深いテーマですね。ちはる支局長が特殊ってことはないですか?
読者の皆さんはどうでしょう?
投書者: あさみ編集長 (2006/10/03 14:47:49)
>しかし愛着ってのは母校になのか、校舎になのかってのは深いテーマですね。ちはる支局長が特殊ってことはないですか?
いやいや~そんなことないと思いますよ。
私もどちらかといえば校舎に愛着があるくちです。
現在息子の通っている幼稚園舎は私が通ったそのものです。
小学校舎も小改造はありますがほぼ昔のまんまです。
地域行事の打ち合わせなどで入ったりしていますが何気に「あー、こんなんやったなぁシミジミ」となっている自分がそこにはいます。
校歌も思い出深いですね。
幼稚園歌・小学校歌は行事のたびに子供達が歌えば記憶にあるのがわかります。
温泉小学校最後の日に集まった人みんなで校歌斉唱するのもいいんではないかと思います。
投書者: ひろき@スロ~左官理事 (2006/10/05 8:37:22)
左官理事。お久しぶりです。そちらにも割と足しげく伺ってはいるのですが、なかなかコメントできるネタがないので失礼をいたしております。
さて、愛着が生じているのは校舎なのか学校なのか?という点については、多くの皆さんからご意見をいただいております。
この件に関しては新しいエントリーにて、少し議論をしたいと思います。
またご意見下さいませ。
投書者: あさみ編集長 (2006/10/05 11:31:30)
あさみ編集長 ご無沙汰しています。
「温小サンタプロジェクト」最大のイベント円形校舎クリスマスケーキ大作戦が完成いたしました。いゃ~楽しかったです。何とか間に合いました。色々な人のネットワークが助けてくれました。ある人は技術を提供してくれ、ある人は知恵を出したり、労力・情報・資金・物品提供であったり、ライトがついたときはにじんで見えました。ぜひ風呂に入り方々遊びにお越しください。
点灯模様・製作過程は http://blogs.yahoo.co.jp/qetrrjrk をご覧下さい。
第2弾で「円形校舎卒業大同窓会」と称して、ヒューマンネットワークで50年間の卒業写真を集め、拡大して新支所に期間限定(2月)で展示したいと思います。集める作業や見ていただけることで、思い出し、校舎がなくなっても心に残せると思うのです。
1月は小学校の創立記念日で50才の誕生ケーキに
3月は6年生の卒業ケーキにと替えて行きたいと思います。
また色々なご助言をお願いいたします。
投書者: 朝野@朝野家 (2006/12/17 15:41:49)

