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2006.06.03
パブリックアート
【060603】下に写真他を追記しました
金沢の屋外彫刻など 市民の視点で再評価 文化の街にふさわしい?
金沢市内の屋外彫刻に市民の視点で物申そうと、建築家や美術関係者らでつくるグループ「都市環境デザイン会議北陸ブロック」が屋外彫刻を再評価する計画を進めている。3日には実際に市中心部を歩き、通り沿いの彫刻を評価する。結果を行政側に投げかける予定で、グループは「市民の率直な意見をぶつけて、まちづくりにかかわろう」と、参加を呼び掛けている。 (報道部・小室亜希子)
金沢市内には現在、百六十二体の彫刻やモニュメント、オブジェが設置されている。中には交通量の多い市街地で裸婦像が道路向きに建っていたり、逆に作品が目立たないために存在が知られていなかったりと、その場にふさわしいのか疑問の声が出ている作品も。
(中略)
谷教授は屋外彫刻について「個人のアートではない。衆人の目に触れるなら、市民の総意が反映されるべきだ」と話す。素人は「芸術だ」と言われると黙ってしまいがちだが、「市民がしっかり勉強した上で意見を求めれば、それなりの結果は得られる」と、住民参加の大切さを指摘する。
──北陸中日新聞「060601の記事」より引用
記事は、本日行われたであろう、市民による屋外彫刻の再評価の会の告知です。この種のアートは、どんな都市にも必ずありますね。ただ、その彫刻が、どんな目的で、誰がどのようにアーティストを決め、誰がどんな責任でどのようにデザインしたのか、どのように製作・設置金額が決められたのか、という点で不明瞭なことが多いように思います。そのため、ときおり「あんな物不要なんじゃないか」とか「趣味が悪いんじゃないか」などの議論が巻き起こるのではないでしょうか。
金沢工大の谷先生がおっしゃるように、まちなかの屋外彫刻は、その設置主体が公共であるならなおさら、それは個人のアートではありえず、公共の財産であると言えると思います。しかし、だからといって「衆人の目に触れるなら、市民の総意が反映されるべき(谷先生)」なのかについては編集長的には判断を留保したい感じがします。
なんだかうんざりするような変な彫刻を時々見かけますが、まちの彫刻全部が全部、市民の総意が反映されているようなまちが創造的であるか、文化的であるかについては、実際のところよく分かりません。少なくともそんなまちから「孤高の天才彫刻家」が輩出されることはないような気だけはします。
ただ、彫刻が出来上がる過程が不透明であるのは、やっぱり良くないと思いますね。一応、断っておきますが、編集長はパブリックアートが悪いと言っているワケでもないし、まちなかの彫刻なんてお金の無駄遣いだという気もありません。
ここまで書いていて思いましたが、この問題、ちょっと難しい問題のようです。よいきっかけを与えられたので、もう少し真剣に考えてみます。皆さんもご意見をどうぞ。
さて、この記事によれば、この会合に参加したいヒトは、本日午前八時五十分にJR金沢駅西口に集合だったそうです。過ぎちゃってますね、ごめんなさい。問い合わせ先は個人情報含みなので、リンク先の記事をご覧下さい。
【060603追記】

編集長の尊敬するA先輩から、素材提供のお申し出をいただきました。ありがたいので、一部トリミングして写真を掲載させていただきます。三宮駅前の小さな公園(俗称を「オッパイ広場」と言うらしい)に立つ彫刻『AMORE』(俗称を「おめちん」と言うらしい)です。ネーミングを含めてあまり品のよいものではありませんね。ただ、周辺は若者の集まるところなので、恰好の落書き・いたずらの餌食になっているだろうことは想像がつきます。写真を提供下さった先輩は、あまりの品のなさ・時代錯誤な感覚に、一時は撤去署名までも考えたようですが、ある日、この彫刻の腰部分にホカロンが2枚貼ってあるのを見つけて、とりあえず矛を収めることを決定したようです。ま、なんというか、参加型パブリックアートってやつですな。
2006 06 03 07:34 午後 [14地方版 (地域・まちづくり)] | 記事
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投書(コメント)
まちなかの彫刻って完成品を見てからの発注(?)でしたっけ?
先に作者だけ決めて依頼するという形態かなという気になりました。
建物のデザインにも関係する話題だと思います。
投書者: ちはる支局長 (2006/06/05 4:15:35)
ああ、確かに。建築デザインの話も関係しますね。
彫刻の場合、普通は先に作者だけ決めて依頼する、という形だと思います。
デザインコンペとかをやってから決めたのであれば話は別ですが。
ますます建築に似てますね。
投書者: あさみ編集長 (2006/06/05 19:12:34)

