« 2006年5月 | トップページ | 2006年7月 »

2006年6月の記事

2006.06.26

コミュニケーションのススメ

コミュニケーションは「あなたの言葉がよく聴き取れない」と告げ合うものたちの間でのみ成立する。
「だから、もっとあなたの話が聴きたい」という「懇請」(solicitation)がコミュニケーションを先へ進める。
「あなたの言うことはよく分かった」と宣言したときにコミュニケーションは断絶する。 それは恋愛の場面で典型的に示される。
「あなたのことがもっと知りたい」というのは純度の高い愛の言葉だが、それは言い換えれば「あなたのことがよくわからない」ということである。
論理的に言えば「よくわからない人間のことを愛したりすることができるのだろうか?」という疑問だって「あり」なのだが、そんなことを考える人間はいない。
逆に、「あなたって人間がよくわかったわ」というのは愛の終わりに告げられることばである。
「あなたって人間のことがよくわかったから、結婚しましょう」というように言葉が続くことはない。
それと同じく、逆説的なことだが、コミュニケーションは「それがまだ成立していない」と宣言することで生成し、「それはもう成立した」と宣言したときに消滅するのである。
喪の儀礼も同一の構造を有している。
──「内田樹の研究室: 緩和医療学会とi-podと『土蜘蛛』」より引用

編集長が敬愛する内田先生のブログよりの引用です。
基本的には死者とのコミュニケーションを論じた一文ですが、内田先生のコミュニケーション論にヒザを打ちました。全くもってその通りですね。しかも、文章が分かりやすい、これほどの内容を、これほど平易に述べるその実力を編集長は敬愛して止みません。

コミュニケーションというのは「もっとあなたの話が聴きたい」という地平に成立するということ。ホントにその通りだと思います。編集長は、こういう態度でコミュニケーションの達人を目指します。

うー。引用文の方が長いとポリシーに反しますが、ちょっと忙しいのでここまで。

| | コメント (8) | トラックバック (1)

2006.06.19

すぐに脱ぐ女

060618_1313 060618_131300  060618_1322 060618_1705 060618_1905

知り合いのブログが、軒並みお子さんとの休日をネタにしているのは、お父さんつながりだからなのでしょうか。
ここ数回のネタが、あさみ新聞ぽくないネタ続きですね。この傾向は、だんだん軌道修正する予定ですが、昨日は思いのほか楽しかったので、知り合いブログのお父さんたち同様に親バカな姿を晒しておこうかと思います。

ということで本日は親バカネタです。
表題はセンセーショナルですが、娘の話です。
興味のない方はすっ飛ばしてもなんの問題もありません。

では、昨日の日記をどうぞ。 
         ↓

続きを読む "すぐに脱ぐ女"

| | コメント (9) | トラックバック (0)

2006.06.16

交通事故

編集長、ちょっと疲れ気味のようです。

集中力を欠いてました。

昨日、いつものレンタカーで、狭い路地のT字路の突き当たりを右折しようとして、左を確認せず。もう、全くもってこちらが100%悪いと断言できてしまう状況でした。スピードも出てなかったので、誰もケガしてないし、基本的には車を凹ませただけで済んだのは不幸中の幸い。でも、相手の車が前日入手したばかりのRMW(間違えたよ、BMWです。<追記)だったというのは不幸中の幸い中の不幸ってとこでしょうか。

基本的には保険で何とかしていただくことになっていますが、レンタカーのノンオペレーションチャージやら、保険の免責分やらで、結構お金もかかります。それより、何より、事故の相手への対応などで、かなり神経をすり減らしてます。

この忙しい最中に、心労を費やさなければならないことを増やしてどうするんだ?という気がします。かなり凹み中。

長いこと免許のゴールドカードを誇っていましたが、2年前の軽いスピード違反に始まり、今年に入ってからの駐車禁止違反(+レッカー移動)と、ちょっと問題が続いてます。ちょっと車の運転を控えようと思うのだけど、仕事で出かけるのは仕方ない部分もあるしね、、、。

とにかくちょっと反省中です。
今まで以上に、無事故無違反、安全運転に努めます。

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2006.06.13

「イイ」の発見

建築プロデューサー朝妻さんのブログ060613のエントリー「家づくりって、どうやるの?
「ポリタン・コスモ」060414のエントリー「建築家・中村好文、熊野・野尻さん一家
「井の中の蛙」060503のエントリー「仕事の流儀 建築家・中村好文氏。」にトラバです。

家づくりって、どうやるの?
「いい家のつくり方って、どうやるの?」
私のところへご相談にお出でいただく多くの方がこう言います。
『いい家のつくり方』
残念ながら、これなら絶対という方法は私にも分かりません。

もちろん、私がいいと思う家の姿はいくつもあります。 私が好きな家のタイプもいくつもあります。

しかし、それは『私が』いいと思う家であって、皆さんにも
それが当てはまるとは限りません。

(中略)

自分がいいと思う家をつくればいいんです。
自分が気持ちいいと感じる家が“いい家”です。

私はそう信じています。
──建築プロデューサー朝妻さんのブログ060613のエントリー「家づくりって、どうやるの?」より引用

あら、ステキ。
自分がイイと思うもの、自分がイイと思える場所をつくる。
そういう意味では、自分独自の「イイ」の発見こそが、
最も大切なステップなのかも知れません。
自分の「イイ」が見つかれば、家づくりなんて8割方出来上がってる
ような気がします。(8割は言い過ぎか、、、)

住宅ではないのですが、最近お施主さんに、

続きを読む "「イイ」の発見"

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2006.06.11

タイガースな親子

タイガースな親子

日曜日の仕事帰り(と言っても、娘に会いに一度家に帰って、また会社にとんぼ返り‥)の風景@元町駅です。

関西ネイティブでない編集長としては、関西人のタイガース熱には時々ついて行けません。

とくに、電車の中で幅をきかせて、文字通り「大トラ」になっちゃってるシマシマユニフォームのおじさんや若者には閉口しますが、何故かこういうのはほほえましいですね。

今年はタイガースはどうなんですか?(ホンマによう知らんねん‥‥恥)この親子のためにも頑張れ!タイガース。

| | コメント (5) | トラックバック (1)

2006.06.09

京橋名物

京橋名物

今日は守口市に出張。おやつは京橋名物(?!)フランクフルト。カラシとかケチャップはなくて、フランクフルトが味付きなところが特徴。皮が焦げるぐらいに焼いてあります。

震災て家を無くした編集長は一時期、京阪「滝井」に住んでいたことがあって、その頃よくこれを食べてました。今日は待ち時間があったので久しぶりに食してみました。別にそれほど美味しいものでもありませんが、このジャンキーな味わいが編集長のココロを誘います。

編集長は(知ってる人は良く知ってますが)この手のジャンクフードが結構好きです。(^_^;
あ、だから太るんだろうか。でもジャンク好きは小さい頃からなんですが。

ということで、携帯からのアップでした。
京阪「京橋」駅の京都行きホームの売店で売ってます。京橋名物らしいです。現物の写真が良かったのですが、気付いたときはすでに食べ終わってました。

続きを読む "京橋名物"

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2006.06.07

地域観光マーケティング?

 国土交通省はこのほど、「創意工夫豊かな地域の企画旅行商品の流通促進に関する検討委員会」第5回会合を開催し、報告書を取りまとめた。報告書では、地域の自主的な「地域観光マーケティング」活動を、旅行会社など専門家の経験などを活用して、全国各地に普及させていくことなどを提言。具体的には、全国10ブロックに「観光まちづくりアドバイザリー会議」を設置し、地域観光マーケティング促進スキームを構築するとともに、重点支援地域に対する「観光まちづくりコンサルティング事業」を実施する。(後略)
──日本商工会議所「トレンドボックス(060606)」より引用

地域観光マーケティングというのを、官主導でやるということのようです。

ネタ元である日本商工会議所は観光振興に力を入れていて「観光振興ナビゲータ」なんていうサイトを運営してたりして、編集長も時々見に行ってます。各地の取り組みとして、ご当地検定情報が並んでたりして、面白いですよ。

さて、このアドバイザリー会議。各地の会議メンバーが、国交省のサイトに発表されています。このメンバー、基本的に旅行会社、鉄道・航空会社、観光系シンクタンクなど、旅行関係のメンバーによって構成されています。

これからどんなことを始めるのかはよく分かりませんが、どうもメンバーを見るに、意識が「旅行振興のみ」(担当課も旅行振興課だしね)に偏っている感があります。言い方は悪いですが、なんとなく「地域を喰いものに」している感が漂ってませんか。(言い過ぎか?)
もちろん、地域づくりに観光の観点が必要なことは多いと思います。しかし、編集長は、地域の人々が活き活きと、そして楽しんでいるまちにこそ魅力があると信じて止みません。観光という視点を重視することはいいと思いますが、できたら、もう少し、旅行会社側にではなく、地域に踏み込んだスタンスをとるのが良いのではないかと思います。

編集長としては、もう少し地域づくりの観点から、都市計画・農村計画の専門家とか、まちづくりコンサルとか、地域景観の専門家とか、そういう人材を集めてもいいのではないかと思いますが、どうでしょうね。

合わせて「地域観光マーケティングマニュアル」という報告書が発表されたそうです。ご希望の方は
問い合わせ先 国交省総合政策局旅行振興課 03-5253-8111(代表)まで
ということのようですよ。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2006.06.05

かっこいい建物?

かっこいい建物?

手元の作業がどたばたで、記事をアップしている間がありません。もう少し、人生に余裕が欲しい今日この頃です。

さて、今日の写真も連休中のネタで、鮮度に問題がありますが、大阪本町周辺で「かっこいい建物を発見!」と思ったら仮囲いだったというモノ。ネタに困っているワケではなくて写真に頼れば文章が多少いいかげんでも何とかなるという判断によるものです。

「もう仮囲いのままでいいですから」と思いました。

ブラウザ立ち上げるのも面倒で、メーラーからのアップといういい加減な記事です。ごめんなさい。

| | コメント (17) | トラックバック (0)

2006.06.03

パブリックアート

【060603】下に写真他を追記しました

金沢の屋外彫刻など 市民の視点で再評価  文化の街にふさわしい?

 金沢市内の屋外彫刻に市民の視点で物申そうと、建築家や美術関係者らでつくるグループ「都市環境デザイン会議北陸ブロック」が屋外彫刻を再評価する計画を進めている。3日には実際に市中心部を歩き、通り沿いの彫刻を評価する。結果を行政側に投げかける予定で、グループは「市民の率直な意見をぶつけて、まちづくりにかかわろう」と、参加を呼び掛けている。 (報道部・小室亜希子)

 金沢市内には現在、百六十二体の彫刻やモニュメント、オブジェが設置されている。中には交通量の多い市街地で裸婦像が道路向きに建っていたり、逆に作品が目立たないために存在が知られていなかったりと、その場にふさわしいのか疑問の声が出ている作品も。
(中略)
 谷教授は屋外彫刻について「個人のアートではない。衆人の目に触れるなら、市民の総意が反映されるべきだ」と話す。素人は「芸術だ」と言われると黙ってしまいがちだが、「市民がしっかり勉強した上で意見を求めれば、それなりの結果は得られる」と、住民参加の大切さを指摘する。
──北陸中日新聞「060601の記事」より引用

 記事は、本日行われたであろう、市民による屋外彫刻の再評価の会の告知です。この種のアートは、どんな都市にも必ずありますね。ただ、その彫刻が、どんな目的で、誰がどのようにアーティストを決め、誰がどんな責任でどのようにデザインしたのか、どのように製作・設置金額が決められたのか、という点で不明瞭なことが多いように思います。そのため、ときおり「あんな物不要なんじゃないか」とか「趣味が悪いんじゃないか」などの議論が巻き起こるのではないでしょうか。

続きを読む "パブリックアート"

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006.06.01

大阪ビルディング

DCSの喫茶「大大阪」にあった社史で、興味深い記述を見つけた。ビル1坪当たりの建築費は、当時並び称された東京・丸ビルの半額ほどだった。安かった国産品素材を徹底的に研究、活用したのが大きかったようだ。だが、風格ある彫刻をたたえる正面、シャンデリアが似合う宮殿風の玄関ホール。設計監督は渡辺節(わたなべ・せつ)、製図主任は村野藤吾(むらの・とうご)。味わいのオフィスビルは大阪ゆかりの建築家の名作だ。
──asahi.com「名建築 80年の引力 大阪・中之島(060527)」より引用

先日、大阪南港に青木淳氏の設計したチャペルを見学に行った帰りに、大阪のまちなかをぶらぶら歩いてたときに「おお、ウワサには聞いていたが、大阪ビルディングってここにあったのか?」と写真を撮りました。渡辺節のもとで村野藤吾が設計したという近代建築の名作です。文句なしにきれいな建物でした。
連休中でビルが閉まっていたため、中には入れませんでした。また見に行かなくちゃいけません。

続きを読む "大阪ビルディング"

| | コメント (5) | トラックバック (0)

« 2006年5月 | トップページ | 2006年7月 »