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2006年4月の記事

2006.04.28

ボルト人形「ボルタ」

ボルトやナットも踊り出す…「鉄の街」で考案、完売
 楽器演奏や「うたた寝」など様々なポーズがある。鉄を生かした街づくりを目指す市民団体が考案。今月1日、市内の道の駅などで20種類500体を販売し、5日間で完売した。
──読売新聞「040628の記事」より引用


めちゃめちゃかわいいです。皆さんにんもぜひ写真をお見せしたいと思い、室蘭市の広報誌の表紙から写真もお借りしちゃいました。


室蘭市の広報「広報むろらん」の4月号表紙(pdf)


鉄の町で知られる(知られてないか?)室蘭市で作っているそうです。「鉄材を活かしたまちおこし」ってところなんでしょうけど、もう、そんなことはどうでもいいです。このかわいさだけでOK。「まちおこし」を目的に、地場産材を使ってつまらないものを作ったりしないで「まちおこし」なんて看板がなくても売れちゃいそうな、こういうものをあちこちで作っていただきたい。

現在20種類が作られていて、1体500円だそうです。お問い合わせは輪西商店街振興組合(TEL:0143-43-5846)に、と引用元の読売新聞にありました。ご希望の方はぜひ。

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2006.04.24

赤いイタリア文化会館

実は、今日の記事の前半は、かなり以前に書いたものです。なんとなく時期を逸して、お蔵入りさせていたのですが、本日の東京新聞でも取り上げられていた(後述)ので、復活掲載ということになりました。

東京千代田区の千鳥ケ淵近くに昨年10月開館した「イタリア文化会館」の壁の色が赤だったことから、周辺住民らが「周辺の緑と調和せず、景観を壊す」と反発、文化交流の拠点をめぐり景観論争が起きている。
──「伊文化会館に住民反発『四国新聞社』060314の記事」より引用

さて、本日も景観の話題です。イタリア文化会館ビルは『新建築』誌 2006年3月号によれば、KAJIMA DESIGN+ガエ・アウレンティだそうで、このアウレンティさんという方を編集長は寡聞にして存じ上げません。

■建物デザイン
どんな建物かは新建築誌をごらん下さい。確かに赤いです。でもこの写真だけ見たら、赤いけどそれほど派手な感じはしませんね(あ、編集長だけ?)。縁取りにはアイボリー色がかなり太い幅で用いられていて、どちらかといえばゼネコン設計部らしい、抑制の効いたデザインであると言えましょう(あ、編集長だけ?)。

■景観は地域のもの
景観を壊している建物に対して、地域住民が意見を言える空気になってきたということなのでしょうね。これは大変良いことだと思います。地域景観というのは、エラい先生が良いの悪いの言うことも大事ですが、最終的には地域住民の皆さんが考えるべき問題だと編集長は常々考えています。

■イタリアなんだし… でも
さて、記事によれば、地域の住民の皆さんが2700人の署名を集めてイタリア政府に塗り直しを求めているということです。実は編集長「イタリアの建物なんだし、ちょっとぐらい派手でも、お国柄が出ていて、それはそれで「アリ」なんじゃないかな?」ぐらいに考えてしまいましたが、コトはそんなに簡単ではありませんでした。

■精神的苦痛
住民代表の方によれば、反射した赤い光が近隣の建物内に差し込んで、精神的苦痛を訴える人もいるとのこと。この精神的苦痛、なんとなく想像がつきませんか?毎日、日がな一日夕焼けよりも赤い光が差し込む部屋。というのは、どう考えても落ち着きません。建物を設計するにあたって、近隣への影響評価というのは、多かれ少なかれ、必ず行うものですが、この場合はこうした影響は、設計者にとって想定外だったということでしょうか。

■これは生活権問題か
編集長は最近、景観権のような概念について考えているところですが、こういう「精神的苦痛」のような「被害」に関しては、景観権ではなく生活権問題と認識できる問題ではないかと考えます。

と、過去に書いた文章を引っ張り出したのは、本日の東京新聞の記事を読んだから。以下に引用します。

イタリアの著名建築家が「漆にインスピレーション(着想)を得た」という外壁だが、周辺住民は反発。環境省と都に先月、約二千七百人分の署名とともに塗り替えの指導を陳情した。これを受け、都が塗り替えを求めたところ、会館側は「本国に問い合わせている」と回答を保留している。住民側は近く外務省にも陳情する予定だ。
もともとこの地域は景観への意識が高い。二年前には、大手自動車メーカーの看板が景観にそぐわないとして住民側が掛け替えを要望し、会社側が応じたこともあった。
地元に五十年以上住む住民代表の不動産会社経営、橋本憲典さんは「水と緑と建物が調和した歴史ある場所に、あの赤い色は耐えられない。隣接するマンションは反射で室内が赤く染まり、住民が被害を受けている」と話す。
──東京新聞「060424の記事」より引用

ふむふむ。やはり住民被害が出ている模様ですね。

記事には「公共の色彩を考える会」常任理事で日本色彩研究所企画準備室長の松井さんという方のコメントが掲載されています。

「イタリア文化会館の赤色は原色に近い鮮やかさで、常識的に考えて外壁の広い面積に用いる色ではない。景観規制が厳しいイタリアでは絶対にこんなことはできない。指導が行き届かなかった行政側の責任が問われてしかるべきだ」
──「同上」より引用

ふむふむ。イタリアでどうか、というのはこの際あんまり関係ないかなと思います。ただし、この松井さんという方の以下のご意見には編集長、賛同いたします。

「景観法の精神は、地域住民が主役となり、街並みをどうしていくか決めていくことにある。住民は孫子の代まで美しい景観を守るにはどうしたらいいかよく考え、意見を束ねていくことが大切だ。行政側は、住民の声にどれだけ素早く対応できるかが問われるだろう」
──「同上」より引用

実物見てないから、何ともいえませんが、編集長が引っかかっているのは、やっぱり景観権以前の問題で、生活権問題になっているのではないかと思うところです。これをきっかけに景観論議が盛り上がるのはいいことだと思いますが、この生活権問題と景観権問題、分けて考えないと議論が混乱しそうです。

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2006.04.15

都城市民会館について(3)

都城市民会館の本紙記事に、山形さんという方から投書欄に貴重なご意見をいただきました。ありがとうございました。おっしゃることが、大変ごもっともであり、編集長も考えるところ多ゆえ、この投書にレスを返そうと書き始めたら、えらい長くなってしまいました。そこで、ふと「こりゃ本紙記事で取り上げたら1本分できるな」という小賢しい計算が働きました。そんな事情で、ここに山形さんのご意見を引用させていただき、コメントをお返しする形にさせていただきます。

山形さんがお名前だけのご登場なのが大変残念です。普段どのようなご意見を表明されているのか、次回はぜひご自分でサイトURLを残して行って下さいね♪

すみませんが、今日の記事、強烈に長いです。皆さん、飽きずにつきあって下さいませ。

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さて、まずは件の投書の引用から始めましょう。

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2006.04.13

都城市民会館について(2)

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さて、前回の記事で明日と書いてましたが、手元の作業が忙しくてちょっと間があいてしまいました。全国6万7千人の読者の皆様(そんなにいないって)、大変申し訳ありませんでした。

以前本紙で取り上げた「都城市民会館」に関して毎日新聞に記事が出ていましたのでお知らせしておきましょう。

ちなみに本紙の前回記事はこちら
あさみ新聞: 都城市民会館について

それでは本日の話題です。

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2006.04.10

山口銀行宇部支店の保存

山口銀行宇部支店(新天町一丁目)の新築移転に伴い、現支店が解体される可能性があることから、宇部建築設計監理協会(田代定明会長)と市商店街連合会(山崎和之会長)は七日、等価交換で現支店の土地を所有する市に、保存を求める要望書を提出した。戦火をくぐり抜けた歴史的価値のある建物として、宇部の歴史資料館としての活用を提案。市内で活動する団体で運営委員会を設け、資料の展示のほか、ミニコンサート、講座などのイベントも開催し、集客を図りたいと説明した。
──宇部日報060408の記事「建築設計監理協と市商店街連合会が山銀の保存要望」より引用

山口銀行宇部支店はどうやら村野藤吾設計のようです。オンラインで写真を探すとこんな感じです。
http://www.shimataka.net/retoro/nansei/04.htm
ふむふむ、確かに村野っぽい?よく分からないけど味がありますね。

村野さんが宇部に縁があるのは宇部市民館(宇部市渡辺翁記念会館)の設計をしていることで知っていましたが、かなり縁が深いようですね。

村野藤吾は宇部とは縁の深い建築家である。出世作となった渡辺翁記念会館(1937)によって宇部興産の全幅の信頼を獲得した村野は、1939年から1953年の間に、山口銀行宇部支店(旧宇部銀行)、宇部興産ケミカル工場事務所(旧宇部窒素工業)、協和発酵(旧宇部油化工業)、宇部興産中央研究所、宇部興産事務所と、宇部の主要な建築を次から次へと手がけた。
──ガゾーン「山口銀行宇部支店」より引用

山口市は等価交換でこの敷地を手に入れたようです。あら、チャンスじゃないですか。この手の建物は行政が手に入れることができないがために残らないことだってあるのに、すでに行政の手元にあるなら何も悩むことはありません。このまま市民のための施設として活用すべしです。利用の方法や、維持管理に費用がかかるなどの問題については、明日アップ予定の都城市民会館について(2)も参考にされたし、です。

ということで、保存活用することは決定しておいて(勝手に決めてますが、、、)本日の話題は、もう少し別次元へと飛んで行きます。

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2006.04.07

タコ検定

すてきです。

 明石商工会議所(兵庫県)が中心となり組織するTMO「明石中心市街地まちづくり推進会議」などが3月5日に初めて実施したご当地検定「明石・タコ検定試験」の合格者発表が24日に行われ、442人が合格した(合格率83.4%)。同検定の実施は、経済産業省の平成17年度戦略的中心市街地商業等活性化支援事業に採択された地域ブランド・マネジメント事業の一環。全国ブランドとして有名な明石ダコなど「魚のまち・明石」をアピールするとともに、市民の意識向上などを狙ったもの。第2回検定試験は7月に実施する。
──日本商工会議所「地域最前線060325の記事」より引用

タコ検定。なんだか可愛らしくて笑えますね。こういうのを「ご当地検定」と呼ぶそうです。やはり明石と言えばタコ。続いてタイ検定とか子午線検定とかもやってほしいところです。タコ検定。受けてみたい感じがします。ホンマに受けよかな。

記事では他に奈良や倉敷で、ご当地検定の制度設計、ニーズ調査などの取り組みが行われているとか。奈良では何でしょうね。シカ検定かな?。倉敷は?ジーンズ検定とか?

皆さんも自分の地域で検定をやるとしたら何になるでしょう?地域の特徴を探して検定をしてみてはいかがでしょう?(と、やけにNHK教育的なベタなシメかたでいいんだろうか?)

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2006.04.03

年度明け

あさみ新聞読者の皆様、ごぶさたしております。ようやく年度があけました。

あけましておめでとうございます。<違うか。

あけたからといって何か状況が変わるワケでもなく、3月はきっと60日ぐらいまで続くのでしょうが、ともあれ暦の上での年度は事実上あけました。ということで、一応の一段落を迎えております。
私の関わっていた4月頭の大イベント師匠の「還暦祝いの会」も盛況のうちに幕を
閉じ、事実上本日が編集長の年度明けということになっております。

ちょっとだけですが、気持ちと時間に余裕ができたので、今後少しは更新頻度が上がるのではないかと思っています。以後もよろしくお願いいたします。

気になるニュースは山ほどあります。すこしずつ消化できればいいなあ。

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