熊本アートポリス
県アートポリス 3代目コミッショナーに伊東氏 東京の建築家
県は三十日、くまもとアートポリスの建築事業の方向性を決め、建築家を推薦するコミッショナーに、新たに建築家・伊東豊雄氏(64)=東京都=を任命したと発表した。伊東氏で三代目。
伊東氏は東京大卒で、代表作にせんだいメディアテークなど。二〇〇二年にベネチア・ビエンナーレ建築展で金獅子賞を受賞。県内では八代市立博物館(アートポリス参加事業)などを手掛け、一九九八年から同事業バイスコミッショナーを務めてきた。
県庁であった就任会見では潮谷知事が「伊東氏は同事業とは深いかかわりがある上、国内外から高い評価を受けている」と任命理由を説明。「建築だけでなく、熊本駅前再開発など都市空間づくりについてもご意見を伺いたい」と話した。
伊東氏は「アートポリスは、建築は文化であることを全国で初めて表明した行政プロジェクト。熊本でしかできない建築で、熊本から世界に発信していきたいと思っている」と抱負を語った。
──「くまにち.コム 050701の記事」より引用
「くまもとアートポリス」は、1988年から熊本県が進めている建築文化事業です。アートポリスネットによれば、「質の高い建造物の建設を通じて、
熊本県全体にわたるまちなみや環境を中心とした、地域の整備・活性化を目指します。事業の範囲は建設だけでなく、展覧会やシンポジウムなど文化的イベント、出版や建築ウォッチャーのためのツアーを企画したりもしてきました。 このような事業を継続することで、やがては後世に伝えうる文化を熊本の地に創造しようという目標を持っています。」という主旨の事業です。
要するに、建築家を呼んできてデザインをさせ、建築文化の香り高い建物を増やしていこうというものだと、編集長は理解しております。藤森照信センセイの熊本県立農業大学学生寮(日本建築学会賞を受賞)もアートポリス事業です。ちょっと今リストを見たら、なかなかすごい建築が勢揃いではあります。このリンク先ではアートポリスのガイドマップもダウンロードできるようですよ、一度見てみては?
歴代コミッショナーは、磯崎新/高橋てい一氏が順に勤めてきていたと記憶しています。このたび、伊東センセイになったというのは、まあ、順当なところであろうと、衆目の一致するところではないでしょうか?そうでもない?
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コメント
これは確か、細川元首相が熊本県知事時代(ちょうどバブル期でした)磯崎さんとしていた壮大な計画ですよね。小生ちょうど学生時代でした。アートポリスの下での建築は大分見ました。それこそ伊東さんのはほとんど見ました。
しばし忘れていましたがきちんと引き継がれてきているんですね。すごくいいことです。まあ箱物に終わらず成熟を目指して欲しいものです。
追記ですが、熊本APの建築群を一人バイクで見回ったツアーは街のスケールを把握する上でも楽しかった。伊東さんの建築がなければ八代市なんておそらく縁もゆかりもなかったと思うし・・・
僕の印象では市民の方たちが、楽しそうに使い込んでいる印象を受けて非常に好印象でした。
投稿: osm | 2005.07.03 05:11
osmさん。こんにちは。とんでもない亀レス編集長です。ごめんなさい。
そちらにはとんとごぶさたしてしまっていますが、お元気そうで何よりです。
相変わらず、サイトの写真がきれいですよね。私もそんな写真が撮れるようになりたい、とサイトを拝見するたびにいつも思います。
ま、そういうワケでアートポリスは細川さんの残した名事業ですよね。
伊東さん、設計のオファーがあれば喜んでやらせていただきます。
ぜひともお声がけ下さいませ(笑
投稿: あさみ編集長 | 2005.07.31 15:51