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2005.03.20

宝ケ池プリンスホテルについて

中村謙太郎さんのブログにトラバ

「撤退リスト入り」に戸惑い 宝ケ池プリンスの関係者ら
 西武グループ経営改革委員会がリストアップした売却・事業撤退候補の中に、京都宝ケ池プリンスホテル(京都市左京区、322室)が含まれていたことが18日、明らかになった。円筒形のユニークな外観で知られ、京都国際会館で開かれる国際会議の参加者の宿泊施設として利用されてきた同ホテルも、近年は赤字体質から抜け出せないでいた。
(中略)
 同ホテルは建築家村野藤吾氏(故人)が基本設計した円筒形のホテルで、86年10月に開業。比叡山を望み、「高級リゾートホテル」と位置づけられた。同ホテルの進出をめぐっては、京都へのサミット誘致を目指す京都の経済界から働きかけもあったといわれている。
(後略)
──「asahi.com の記事050318」より引用

村野藤吾センセイのサクヒンですね。適切な写真がまたも見つからないので、ホテルのサイト「京都宝ケ池プリンスホテル」でご覧下さい。

西武グループは、今、どうも苦しいことになっております。まだまだ建物は使えそうですので、どこかが買い取ってホテル運営をしてくださると、村野センセイにも申し訳が立つというものです。しかし西武がやって赤字なものを引き受ける受け手がいるのかどうかは問題ですね。いやいや、西武だからアカンという可能性も大いにありますけどね。

編集長は、村野センセイのファンでございますので(この状況であれば、おそらく建物が消滅することはないでしょうけど、なくなったりしたら)「もったいないじゃん」と思ってしまいます。村野さんだからっていってことさらに「残さなくちゃ!」となるのも「どうなの?!」と思わんでもないですが、、、。

自分で振っておいてこの話題(すぐ上の「どうなの?!」の部分のことです)、突き詰めると、また長い長い物語になってしまうので、それはまた後日。

簡単に言うと、、、、。村野藤吾の作品=“残せ”、あさみ編集長のサクヒン=“どっちでもいい”と書けば分かってもらえるかも知れませんが(もらえないか、、じゃ、あさみ編集長のところにあなたのお名前を入れて下さい。これでどう?)、残す残さないの判断は、決して一義的に決まるものではないということが言いたい。

ただし、建物は文化であり、村野氏は間違いなく戦後の(ん?、、戦前もか?)日本の建築文化の一翼を担って来た建築家です。その方の設計の建築が消えて行くことには、編集長は異議を唱えたいと思ってはおりますですよ。と言い訳だけはしておきます。(まあ、しかし、中村謙太郎さんのブログによれば、村野氏本人が亡くなってから2年後の建築らしいです。そんなことまで考え始めると難しくなっちゃうなあ。)

さて、この建築の保存問題(古代〜近現代の建築を問わず)については、案外、どれだけ多くの人に愛されている、あるいは敬われているかが、かなりな部分を左右しているのかも知れないというのが、今のところの編集長の直感です。だから、残してもらいたかったら愛されなくちゃいけないんじゃないかな。と思うワケですよ。

ここでは「愛されてりゃそれでいいのか?」という問題については触れません。ごめんなさい。「ホリエモンの新聞構想」と「既存の報道、あるいはジャーナリズム」の対立ではないですけど、人気さえあったらそれでいいのかどうかは、ちょっと慎重に考えたいと思います。編集長的には、結論が出ていません。

ああ、やっぱり長くなっちゃったよ。<でも、まじめにやるともっと長い

さて、編集長。実は、恥ずかしながらこの建物をまだ見てません。早いうちに行っておかないといけないかな?。行っておきたい建物リストに加えておきます。

2005 03 20 08:00 午後 [03評論欄 (建築論)] | 記事

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(実は3つのうち2つが編集長のアフェリエイトという仕組み)

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» またもや村野建築ピーンチ! from 中村謙太郎の「フィィィル!」
嗚呼、村野建築の運命や如何に!? いやホントにねぇ、どうなっちゃうんでしょ? 続きを読む

受信: 2005/03/24 21:43:42

投書(コメント)

そうですか、いよいよ宝が池プリンスもね。私も関西の巨匠村野先生の作品はすきですが、中でも広島の教会は特別です。彼がカソリックであったことも有るでしょうが、ものの無い戦後すぐに広島で彼が教会を建てた意味は大きいと思います。まあ、それに比べれば、一連のホテル作品は、それほどとは思いませんが。

投書者: 西 天平 (2005/03/21 0:09:26)

さっきニュース番組にて。
モダンな建築の商品価値みたいな特集で、
大丸心斎橋店は、ヴォーリズ建築であることを
プッシュして改装するとかなんとか。

となりの村野そごうは解体撤去。

きのう、宝が池のてこぎボートのりました。
こりゃまた偶然。プリンスホテルとあったので
西部ちゃう西武グループのはなしをそのお相手としましたね。
しかしその諸事情はいま知りました。

広島のやつはまえから見てみたい建築のひとつです。
芦屋のへんにも教会ありませんでしたか。
阪神高速からよく見える変わった平面のも中みてみたい。

投書者: しんじろう (2005/03/21 20:40:06)

しんじろうサンへ。芦屋ではありませんが、西宮の山側には村野氏設計の修道院があります。しかし、見せてはくれません。電話で頼んだんですが、村野事務所に言ってくれといわれ、村野事務所ではけんもほろろに断られました。阪神高速から見えるのは西山記念館といって、ある鉄鋼会社の記念館です。三角形みたいな曲線つきの変な平面です。これは見れます。

投書者: 西 天平 (2005/03/22 10:28:07)

西さんごぶさたです。
謙太郎の弟です。

そうですか。入れないですか。
レーモンドの残した教会群も見逃しています。
こちらも気になるところ。

西山記念館。
今度いってみようかと。

投書者: 大塚伸二郎 (2005/03/23 19:56:53)

アントニー レーモンド設計の住宅は取り壊し中の物を逆瀬川で見ましたが、阪神間に彼の設計する教会がありましたっけ?

投書者: 西 天平 (2005/03/24 10:15:58)

もう、何の知識もなしに、推測だけで言ってしまいますが、レーモンド設計の建物を網羅的に記したものはあまりありません。(ご存知の方はご教示下さい)ただ、割と地味にあちこちで仕事をしている人なので、阪神間に彼の教会があっても不思議ではないですが、、、。それなら、少しは耳にしているような気がしますね。

西さんのいう逆瀬川の住宅とはおそらくプライス邸のことではないかと推察いたしますが、西さんの言う通り、現存しません。

プライス邸については、以下の本に、わずかながら記述があるようです。

A・レーモンドの住宅物語

投書者: あさみ編集長 (2005/03/24 12:45:34)

【投書削除のお知らせ】
本日、このコメント欄に無記名の、ある特定企業の中傷と思われる投書が掲載されました。書いてある内容は全くの事実誤認を含んでいたため、投書を削除させていただきました。

サイト上に表示されていたのはわずか数十分ではありましたが、この間に当新聞をお読みになった方がいらっしゃるのは確実です。「コメントがいつの間にか削除されている」とご不審に思われる方がいらっしゃるといけないので、念のため告知しておきます。

この件に関する苦情にはきちんと応じます。この処置に関して問題があれば、できれば発信者が特定できるような方法をもって、改めてご投書下さいますようお願いいたします。

【追記】今回の削除は緊急措置であり、これが、例えば編集長への批判・苦言などであれば、よほどのことがない限り(よほどのことがあっても、警告なしに)削除することはあり得ないことをお約束いたします。(って書いたとたんにコメントスパムの嵐になったらどうしよ、、、)

投書者: あさみ編集長 (2005/03/24 14:48:37)

私のコメントが事実誤認であったため、ご迷惑をおかけしました。コメント削除については謹んでお受けいたします。
なお、無記名であったのは、単に記入忘れで、意図的なものではありませんでしたので申し添えます。

投書者: 西 天平 (2005/03/24 14:51:53)

トラックバックをお返ししたんですけど、あんまり意味なかったですかね?
今度の土曜日、東京では山田脩二さんと樋口裕康さんの講演(?)が、ドーモ・アラベスカであるので、行ってきます。
あの建物は、いつまでも愛されそうですね。

投書者: 中村謙太郎 (2005/03/24 21:46:54)

いえいえ、無意味なことはありますまい。
トラバありがとうございます。
いいなあ、行きたいなあ。それ。>アラベスカ

投書者: あさみ編集長 (2005/03/25 12:13:39)

おー僕もいきたいです。

と、

小生の書き込みが発端となり、
なんかへんなことになってすみません。

レーモンドの教会群と書いたのは、その建築を
探訪できていない巨匠としての村野と同列で挙
げてみたのです。阪神間限定ではなくてですね。

レーモンド特集のJAを昔かったもので。
たしか中部地方以北に点在していたかと。

投書者: 大塚伸二郎 (2005/03/30 18:40:15)

いえいえ、変なのは西さんで、しんじろう君ではないので(笑

レーモンドの教会は、札幌にもありました。北区北16条ぐらいではなかったかな、、。一度北海道新聞の建築探訪記事作成のお手伝いで、入れてもらったことがあります。

おしい、北区北19条でした。

札幌聖ミカエル教会
こちらでどうぞ。

オフィシャルサイトには建物の写真がないので、横浜在住のNickeyさんという方のページにリンクしています。

投書者: あさみ編集長 (2005/03/30 21:51:11)

おお、この教会も僕の持ってる特集にもありました。
うる覚えですが。

ガラスに貼ってある和紙は、信者のみなさんで定期的
にこしらえてはるらしいですよ。

投書者: shinjiro (2005/03/31 9:39:07)

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