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2004.12.18

枚方の住宅

友人Tが設計した住宅を見に枚方へ。さすがに北海道で現役で設計している人は、熱環境に対する考え方が関西人と全く違う。私も無意識な方ではないと自負していたけど、ちと、甘かったみたい。反省する機会を得て少し勉強してみたいと思ったことだよ。

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04紀行欄 (建築・まちなみ行脚)」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。こういったほのぼのとした暮らし、大好きです。子供とたわむれるのも。。

投稿: stylecafe | 2004.12.19 23:15

ははは。まだまだ工事中だったのですが、土曜日ということもあって、うちの娘を連れて行きました。なかなか気持ちよい住宅でしたよ。

投稿: あさみ | 2004.12.20 23:36

ところで、温熱環境の工夫とは具体的にどんなことです?興味有り。ご教授下さい。

投稿: 202 | 2004.12.27 21:40

どもです。

まず、RC外断熱であるということ。地下100mぐらいまで不凍液を循環させて熱負荷を軽減していること。それが普通のやり方だっていうから、やっぱり前提が違う。それと、各室内に強制結露装置を設けていること。(あまりキレイなものではなかったような気もしますので、そのヘンが課題ですかね>T氏)
気密と断熱と結露の関係はおいかけ出すと切りがない程奥が深いけど、編集長的には、高断熱低気密で自然の力を利用した空気環境づくりを追い求めたいと思っています。この場合、冬をどう過ごすかが課題ですね。
冷暖房は空気対流に頼らずに、輻射で解決するのが正しいと思っているのですが、つきつめたところになると勉強が足らずに、しどもどしてしまいます。
できたら、逆にご教示願えればと思います。どうかよろしく。

お体には気をつけてお過ごし下され。

投稿: あさみ | 2004.12.28 00:05

っていうか、マスィーンですね。

輻射と地下の蓄熱の温度差の利用はブレゲンスのズントーの美術館なんかもそうですね。僕も今住宅で暖房は輻射でやってますが、外断熱にしてしまうとスタートアップに時間がかかり過ぎるので、一年での暖房期間が長い北国以外ではそこまでする必要があるのかな?とまずは思います。

もう一点、冷暖房ってどうしてもシステムとの比較になってしまうのですが、建築計画との関係も重要なんじゃないかなと思います。簡単に書くと狭小住宅の場合は床面積に対し建物表面積が大きくなる訳だから、建物表面の作り方がかなり重要になってくる。反面、結構大きな規模の住宅になってくると、各部位でどのような冷暖房の計画を行うかの方が、外気との温度差より重要になってくる様に思います。

河合健二(でしたよね)の発想が秀逸で、まず、建物の平均的な単価から使用可能な部材量を割り出し、この部材重量でマキシマムの空間を作り、そこに最適な冷暖房の仕組みを組み立てています。この水準では、無駄無く最小部材で最大の広さを求める建築計画と設備計画がシンクロニックになる訳です。ところが坪単価的な発想でいくと、構造、設備はそれぞれ、大本の坪単価から割り戻されて各部位の仕様を当て込んでいく格好になっちゃうから結局つまらん建物しか建たない訳です。

大体、基礎をきちんと断熱する様になってきたのも最近のことで、僕は、まずは、断熱きちんとやっておいて、建物の熱的なキャパをがっつし確保することで、逆にこうつかわなきゃいけないという変なシステムの側からの制限から自由でいられるような空間を作る事 と 建築/構造/設備を総合的に捉え無駄の無い計画を行うというわりかし単純なところでネタを集めておいた方がよっぽど過ごし易いんじゃないかなと思います。

エネルギー収支考えればみんなが小建に住むなんてこと事態がもう既に環境を考えると罪の様なものだし、結局、断熱にせよ、熱環境にせよ、エネルギー収支というより、人間の都合(=快適性)が尺度に成る訳なので、そこに基準線を引くのは容易ではないことだと思います。また、変にシステム組みすぎるとその仕組みしか許容しない不自由な建物になりそうなので、大本の熱の出入りだけがっつし抑えてあとは、住み手の動物としての曖昧さを許容するようなラフな作り方(というテキトー加減)で十分だし、それで、北海道で内部結露が起こって散々になったというような大問題起きないだろうなあと思うのは僕だけでしょうか?

違うかな?

今、ちょっとでかい建物の改修計画の仕事もぼちぼちやってますが、こっちはフィジカルな骨格がきまってしまっているので、むしろ設備が重要だと思ってます。こういう条件の時は、熱環境も既存の状況との比較論で費用対効果を説得しやすいので、一生懸命やってます(笑)。

投稿: 202 | 2004.12.28 00:31

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