世界の中心で何かを叫ぶ
今年のヒット商品、「心を突き動かす価値」がカギ 電通は13日、2004年の話題・注目商品の傾向をまとめた。キーワードは「心層快転」で、景気回復を背景に消費者が自信を回復して従来の低価格志向一辺倒を脱しつつあると指摘。「消費者の心を突き動かすような本質的な価値を提供する商品がヒットした」と分析している。
スポーツの感動を共有できる「大画面薄型テレビ」、純愛をテーマにした映画や小説の「世界の中心で、愛をさけぶ」、健康や環境に配慮した商品として「黒酢」や「豆乳」などがヒット。成熟商品を視点を変えたアイデアで全く新しい商品に変えた例として、野菜のビタミンCを増量させる野菜室を内蔵した冷蔵庫も話題になったと指摘している。「日本経済新聞」041213-00:01より引用
価格よりも「心を突き動かす価値」が大事とのこと。常々デザインを安売りしたくないと思い続けながらも、お金が出なくてもできるだけ良いものをと思い続ける編集長としては、時代が追い風?などとぬか喜びをしたくなるというもの。
豊かな暮らしというのは、財力からのみ生み出されるものではないし、でも、エエモンを作ろうとすればお金がかかる。私たち設計者は「豊かな暮らしコーディネーター」として、よりよい建物をリーズナブルに(より安くではない)使い手に提供することをこそ社会使命にしています。
一方、とにかく安く建物を提供することを使命とする事業者なり設計者もいるわけです。それ自体が悪いこととは決して思わないけれど、世の中、そればっかりだと「豊かな暮らしコーディネーター」としては、それはちょっと寂しいワケです。
昨日は1日で450kmを走り回る出張だったのですが、その帰り道すがら聞いていたラジオでは、漆塗り工房を開いている岩手の人が電話出演していて、今年は例年になく忙しかったとのこと。「やはり本物を求める風潮が出て来たせいだと思う」とコメントしていました。だんだんそういうことになってきているのかな?
だからといって、何かを楽観視したり悲観的になったりする必要もないのだけれど。
なんだかどたばたな日々が続きます。明日は友人の設計した住宅を見に行きます。これはきっとレポートできると思います。明後日は森の家で土間三和土施工を行います。もし来れそうな人がいたら来て下さい。午前9時45分頃に比良駅です。よろしくお願いします。
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