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2004年11月の記事

2004.11.29

手が込んで来た迷惑メール

今日は時間がないので、迷惑メール2つをコピペしてお茶をにごします。
断っておきますが建築ネタでもまちづくりネタでもないです。看板に偽りありです。ごめんなさい。

最近特に多いですが、かなり手が込んできました。
IP晒すとかも考えたけど、そんなので荒らされても困るのでやめときます。
まずは一つめ

■宛先が違うよ(笑)…私はミカ。
>ちぃ〜す!おれっち、ヨド君だよーん!コンビニの彼氏と別れたんだってね!
>ところで最近なにやってんの?俺も今フリーだしさあ、暇だったらメールして!


「誰?」とか思ったけど、丁度いま退屈していたので返信をしちゃいました!
(間違いメールなんか滅多に来るもんじゃないし)
う〜ん、誰に送るつもりだったのかな?頑張ってね〜
彼氏と別れたばかりってのが当たってたから、少しドキッとしちゃいましたが(汗)
ちなみに私は23歳だけど、よかったら何歳なのか教えて下さいね〜!

間違いメールを装ったのはよく届きますが、間違いメールへの返信を間違ったというのを装うというのは手が込んでますね。ヨド君ってのがまた手が込んでます。純真な人は「間違ってますよ」とかいって返事しちゃうんでしょうか?

ふたつめ。

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今日も出張

今日は豊岡へ。徹夜明けでよたよたと。あさっては和田山です。ホントに但馬の子になってます。
運転して帰ってくるのはつらかったあるよ。そして、仕事はまだまだ続くのでした、、、。ふ〜。

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2004.11.28

落ち葉のプール

「落ち葉のプール」が開園 多摩動物公園
 東京都日野市の多摩動物公園で27日、「落ち葉のプール」が開園した。
 ぽかぽか陽気に誘われて子どもたちが大勢訪れ、落ち葉の中に飛び込んだりと大はしゃぎ。「プール」には、園内で集めたケヤキやコナラなどの落ち葉が60センチほどの厚さに敷き詰められ、中で自由に遊べる。12月26日まで。
──Asahi.com(041128 06:39)

 落ち葉のプールっていいですね。イケてます。(あさみ新聞の既定により、写真が使えないのが残念。ま、写真はサイトを見て下さい。)これ、どこでも使えそうなアイデアです。こういうの考えつく人ってエライと思います。毎日仕事に追いかけられていると、こういう簡単なことが思いつかなくなるのが問題です。ちょっと反省しています。ということで今日は仕事の手を止めて、街に遊びに行こうかな?
 応用方法もありそうです。例えば、そのまま腐敗させて肥料にするという手もあるかもしれません。スローまちづくりにぴったりです。

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2004.11.27

災害とお役所

災害弱者把握、自治体の2割 消防庁の市区町村調査  風水害や津波などの災害が発生した時、援助が必要な高齢者や障害者がどこにいるのかを把握している自治体の防災部局が、全国約3千の市区町村の約2割にとどまっていることが、住民の避難について調べた総務省消防庁の全国調査でわかった。津波の恐れのある沿岸にありながら、津波発生時に避難すべき地域を指定しない市町村も7割近くに上った。防災の専門家は「法令を改正して整備を急ぐべきだ」と指摘し、内閣府も対策を検討している。
(中略)
 市区町村の防災部局で、災害時に援護が必要な人がどこにいるのかを把握していたのは630市区町村(20・4%)。「区に登録し、災害時には地域防災会などが救援」(東京都中野区)、「高齢者世帯と警備会社を総合デジタル通信網(ISDN)で結び、災害時には協力員に連絡」(熊本県錦町)、「聴覚障害者に防災情報をファクス配信」(京都府夜久野町)などの取り組みがある。個人情報になるため、希望を確認し、情報管理に気を使っているという。
──「Asahi.com」041125 03:05 より

 今年は災害の多い年でした。行政側でも反省するところ多と見たのだと思います。内閣府では避難勧告のガイドラインづくりを行っているとのこと。住民の命に係ることなのに、以外と地方自治体ってのは対策ができていないんですね。

 阪神淡路大震災をきっかけに大地震が起きた場合の対応(避難所の場所、食料の確保、飲料水の確保、情報管理体制、周辺市町村との協力体制など)については、おそらくそれなりに考えているところが多いのではないかと思います。(それとも兵庫県内だけなのかな?)

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2004.11.26

災害の記念碑

黒焦げの壁保存に賛否 墜落事故から3か月
 黒く焦げた壁は「歴史の証言者」か、「心の痛み呼び戻す異物」か-。米軍ヘリ沖国大墜落事故から3か月余りが経過した現場では今も、事故の傷跡が残る。学生が現場保存に向けた活動を行う一方、「壁を見るのはつらい」と複雑な心境の被害者もいる。大学では「保存」の賛否をめぐり教職員が集まる初の意見交換会が24日に開かれる。
 13日現在、保存を求める署名数は同大の学生を含む5447人になっている。未署名の学生にも「保存派」は多い。(中略)
 被害者には現場の建て替えを望む人々が少なくない。被害者の一人、中古車販売店主の中村健一さん(34)は今月7日、ほぼ3か月ぶりに営業を再開させた。
 再出発で笑顔は戻ってきたが、「校舎の黒い傷跡は心の傷に染みる。保存の声は十分理解できるが、素直な気持ちは壁の解体だ」とジレンマを抱える。  現場には観光バスが訪れる。「現状を知ってほしいが、興味本位の人もいて、やりきれない。早く普段の生活に戻りたい」と訴える。
 被害を受けたマンションに住む30代女性は「現場を見て、被害のひどさが分かったと言う人もいるが、壁を見るのはきつい」と胸の内を明かした。(後略)
──Yahoo!News『琉球新報』20041122,10:54

 これは沖縄の話、保存に賛成する人も反対する人も、想いは一つ、基地の撤退なのだとまとめられていおります。この話を読んで、阪神淡路大震災の被災者でもある編集長は少し考えました。

□阪神淡路大震災のモニュメント

 神戸の阪神淡路大震災でも同じような話があります。有名なのは「神戸の壁」でしょうか。これは再開発地域内にあったため、結局淡路島に移設保存されています。このあたりの事情は「津名町しづかホール/移築された「神戸の壁」」を見てみて下さい。この他にも阪神淡路大震災のモニュメントというのはかなりの数が存在しています。これらをマップ化したパンフレットをどこかでいただいた記憶がありますが、今手元にありませんが「兵庫大阪にある震災モニュメントのすべて」というサイトがあります。どうやらこの他にもかなりの数があるようです(未確認)が、災害の状況をそのまま残したようなあまり生々しいものは多くありません。

□思い出したくもない

 北淡町に「北淡町震災記念公園」という公園があります。ここにある「野島断層保存館」では、地震でできた地割れや段差を長さ約140メートルにわたって平屋の建物で覆い、当時のまま展示しています。そして、この保存館の隣には、被害を受けた住宅が残されており、家財道具のちらばった様子や、床が傾いたり、建具がうまく閉まらなくなったりした様子が克明に再現されています。

編集長は今年の1月にここを訪れました。断層保存館は解説も丁寧で分かりやすく、何より実物の持つ説得力に圧倒されました。隣の被災家屋は、床の傾きや散らばった家具などが生々しく、いち被災者の編集長の脳裏には様々なことが思い出され、かなり気分がおかしくなってしまいました。

 この記念公園の建設にあたっても、全住戸の9割が損壊した北淡町の地元からは「思い出したくもない」という反発もあったそうです。編集長としてはその気持ちはとてもよく分かります。被災者にとっては、思い出そうとしても思い出されるものだし、そういった施設なんか不要なのです。

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2004.11.25

看板持ちという仕事

 昨日のエントリーもそうなのですが、編集長は割と「まちで起こっていること」に興味があります。今日は、まちに立っている人の話題。
 編集長の通う神戸元町界隈でもときどき見かけますが、看板を持つという仕事をしている人たちがいます。現在のところ確認できている業種は、麻雀屋・パチンコ屋・マンションのモデルルームなどです。しばらく前まで、見かけるのは前2者のみだったのですが、最近はマンションのモデルルームの看板を持って立っている(座っている?)人を見かけます。写真は、先日「人と防災未来センター」に行ったときに阪神電車岩屋駅前で見かけた人です。

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 面白いことに、パチンコ・麻雀屋さんの看板持ちは立っており、場合によってはチラシやティッシュを配っていることもありますが、マンションギャラリーの場合は座っていることが多く、しかも通行する人々に愛想笑いをすることもなく、熱心に本を読んでいることが多いようです。

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2004.11.24

すし勝とクリスマスの関係

今日は午前中打合せのため神戸駅周辺を歩いて来ました。いつも通勤電車から見えているお寿司やさん「すし勝」の前を通ったのでパチり。いつからか、年末になると屋上で派手なクリスマスツリーのデコレーションを展開しています。これを見ると「年末だなあ」と思う編集長なわけです。

毎年クリスマス商戦ってのは早くなっているような気がしますね。気が早いんじゃない?とおもうことしばしば。
それに比べてお正月飾りの準備の慌ただしいこと。元町商店街でもクリスマスが終わった12月25日の深夜から、徹夜で正月飾りの準備などをしてらっしゃいます。

そういえば、全く関係ないけど、南京町の西門の建替工事してますよ。斗供組の複雑な立派な門になるようです。竣工は中国のお正月頃とか。

今日はどたばたしているので、これくらいで。


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2004.11.22

三鷹天命反転住宅

■建っちゃうんですねえ

荒川修作氏の「天命反転住宅」が竹中の施工で着工
 現代美術家の荒川修作氏が自ら建て主となって建設する分譲集合住宅「三鷹天命反転住宅」が10月20日、東京・三鷹市大沢で着工した。
(中略)
 荒川氏が集合住宅のデザインを手がけているが、実務的な設計については安井建築設計事務所と竹中工務店がサポートしている。構造は壁式鉄筋コンクリート造で地上3階建て。延べ面積は約760m2。分譲戸数は9戸。
──NIKKEIBP  2004年10月22日 18時53分

 建物の計画自体は知っている人も多いとは思いますが正式に着工したって知ってました?画像はこちらの荒川修作氏のサイトをどうぞ「三鷹天命反転住宅
 関連記事等を総合するに、7月には確認申請は通っていたようですが、着工が遅れていて周囲を心配させていたらしいです。どうもとっつきにくい建物なので、編集長はちょっとこういうのは苦手ですが、食わず嫌いは良くないと思って、よくよく見ればちょっと中銀カプセルタワーに似ていなくもないです。なんか居住ユニットがわしゃわしゃとくっついているところがね。
 んで、荒川のサポートに、竹中工務店と安井建築設計事務所が入っています。編集長は、荒川さんの『サクヒン』である「養老天命反転地」へ行ったことがありますが、どうもうまく消化できなかった記憶があります。やろうとしていることは分かるし、空間体験としてはなかなか面白かったですが、本当にそれが巨大な装置として必要なのかと問われたら「?」と返すしかない。

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2004.11.21

水道筋商店街をまじめに訪問

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というのは、私、養父市八鹿でまちづくりのお手伝いをしていまして、そこの住民の皆さんが、毎年まちづくり先進地見学を行っています。今年は、人づてに「灘中央まちづくり協議会」を紹介していただいて、八鹿の皆さんと公式訪問してきたというワケ。
 商店街の集会所でまちづくり協議会の成り立ちや、活動の様子などを資料を使って説明していただき、質問などにも答えていただき、まちなかを歩いての説明までしていただきました。今まで、通りがかるだけだった水道筋商店街と市場を、商店街の方の案内で廻れたことは、私にとっても貴重な経験でありましたことですよ。ビバ水道筋。って感じです。これで私も一気に水道筋ファン?
 まちづくり協議会・商店街・婦人会(他にもあったかも知れません、ごめんなさい)の皆さんに、本当に良くしていただいて、最後の最後、王子動物園でバスに乗るところまで、おつきあいいただきました。八鹿の皆さんにも大変参考になったことと思います。ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

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2004.11.20

建築設計製図

さて、設計製図をやっていて、また、最近の学科での戦略会議に出ていて、考えさせられることがある。全員が建築系研究室に進まない(進めない)という実態の中での「必修設計製図」はなんぞや?、と。
で、その答えは・・・
「建築の製図を行なうこと」が、環境を考えるときの何らかの方法論として有効なのではないか?ということだ。プレゼンテーションや、模型を使って考えること、つくるために調査する姿勢、手で考えること、絵にして考えを伝えること、などなど。
彼らに「建築設計製図」が直接役に立つから教えているのではなくて、「建築を考えるプロセス」がこれからモノをつくり出す上で有効だからだ、と考えて演習を組み始めている。
──『ポリタン・コスモ』(hiraさんのブログ,2004年11月19日)の記事より引用


 hiraさんの「復帰か?設計製図演習いってみよか。」にトラバ。トラバの作法が良くわかってないので、あさみ新聞スタイルで始めます。とにかく、なんだか大変そうだけど、hiraさん体にだけは気をつけて下さい。
 あさみ新聞では、編集長の守備範囲でないことから、建築教育については割と意識的にその話題を避けてきました。教育の現場をナマで知らないから仕方がないのです。今回はhiraさんが話を振ってくれた(振ってないって!)ので、ちょっとだけ思うところを。

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2004.11.19

それでも建てたい家

電車で但馬方面です。電車の中では仕事してるときと本を読んでいるときがあります。今日は、ヨメさんの本棚から持ち出した宮脇檀さんの『それでも建てたい家(新潮文庫)』を読んでおります。意外とかなり面白いです。ご自分にも施工者にも施主にもなかなか厳しいご意見。
若干ネタが古い感じはしますが、建築殊に住宅をめぐる状況を分かりやすく書いており、特にこれから施主になろうという方にオススメです。

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【11/20追記】
なんと、この記事があさみ新聞100記事目でした。なんだかうれしいです。まだまだ続けます。皆さん時々お越し下さいね。

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2004.11.18

使いやすさ日記

使いやすさ研究所とは
 MDプレーヤー、デジタルビデオカメラなど、ますます高機能化が進む一般家電。カーナビ、携帯電話、デジタル衛星放送チューナーなどまったく新しい用途/用法の情報家電。そしてインターネットの普及に伴い爆発的な普及率の増加を続けるパソコン。機械の操作が不得意なユーザでも、これらの複雑な製品に触れる機会は増える一方です。そういった場面で、私たちは本当に製品を使いこなせるのでしょうか。少なくとも最低限の利用目的は果たすことができるのでしょうか。またその時に困難を覚えることはないのでしょうか。

 カタログに氾濫する「誰にでも使える」「買ったその日から使いこなせる」というセールス・トークも、商品を購入したユーザに本当に使いやすいと感じてもらえなければ、かえってメーカー・イメージを損なう結果になりかねません。賢い消費者は次からはそのメーカーの宣伝を信用しなくなるでしょう。

 使いやすさ研究所は、カタログに氾濫する「使いやすさ」「わかりやすさ」を単なるキャッチ・コピーで終わらせない為の様々なテスト・サービス、開発支援、コンサルティングを行っている株式会社ユー・アイズ・ノーバスが提供する情報発信サイトです。
──サイト「使いやすさ研究所」より「使いやすさ研究所とは」より引用
 すごいサイトを発見しちゃいました。全くもって編集長好みです。
 サイトを運営する「株式会社ユー・アイズ・ノーバス」は、工業製品の開発支援や、調査・評価業務、コンサルティングを行っている会社のようです。この「使いやすさ研究所」の「使いやすさ日記」がかなりイケてますのでお試しあれ。すでに項目数は240を超えており「うーん、なるほど」系の話題でいっぱいです。「使いやすさ日記」のページの一番下に「全タイトル一覧」へのリンクがありますので、これを使って見て下さい。
 編集長も普段から、モノと人との関係について考えること多です。建築で「世の中を変えちゃるけんね〜」と言うのもいいですが、モノのあり方に対するこういうアプローチも、一方で重要だと思うのです。ということで今日はこれくらいで。

【追記】
サイトアクセスがいつの間にか4000超えてました。なんだかとってもうれしいです。

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2004.11.17

セックスボランティア

「子どもを作ることはおろか、セックスも禁止しているという現状が施設の中ではまだある」
「まずひとつには、日本の多くの人たちが、知的障害者や知的障害者の性や結婚に対して、否定的なイメージを持っているという現状があります。彼らを幼児視し、過小評価し、彼らは体が成熟しても性的には成熟しない、性の知識を与えると性の加害者になるのではないか、子どもを育てる能力がない、といった間違った考えや偏見をもたらしてきたように思います。」
「1953年に出された厚生省のガイドラインでは、審査に基づく優生手術(※引用者注:いわゆる「不妊手術」)は、本人の意に反しても行うことができ、やむをえない場合は、拘束しても、麻酔を使っても、騙してもいいと明示されていた。とんでもない内容です。この法律は96年に改正されましたが、長い歴史の中で積み重ねられてきたマイナスイメージを払拭することは容易なことではありません。したがって、優生保護法が改正されてもなお、障害者は子どもを作ることすら認められないという現状があるのです」
───「セックスボランティア」河合香織(新潮社,2004年)より
   立教大学河東田教授へのインタビューから抜き書き

 今日は、ちょっと違った方面で。風邪引いているあいだに読んだ本からの引用です。建築・まちづくりとは無関係では?と疑問をお持ちになる方もあろうかと思います。しかし実は私の中では、つながっています。
 「セックスボランティア」は、これまで触れられずにきた身体障害者の性について、インタビューを中心とした構成により、その一端を明らかにしようとしています。本のオビには「障害者だってやっぱり、恋愛したい。性欲もある。」とあります。本当のことを言うと、実は、本紙編集長としては「そんなのあたりまえじゃん」と若干の反発を覚えながら手にしました。
 タイトルからは、失礼ながら「キワモノ」系か?とも思いましたが、実際には全くそんなことはありません。若い著者(30歳)が悩みながら、真摯に障害者へのヒアリングを続けていく様子に好感が持てました。最後まで悩み続けて、結論らしい結論にはたどり着けていませんが、それも仕方ないかなと思います。編集長の読後感は「ああ、すごく考えさせられちゃうなあ」だったのですが、一晩たってみると感想も変化してきていますので、今日は、この変化を中心にお話します。

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2004.11.16

今日のスケッチ

1時間の成果。あ、いや、手抜きじゃなくって仕事してんのよ。文章が少ないのは許してんか。041116_2323.jpg

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植村直己冒険館

2005年11月30日追記 えらい古い記事から「ちはろぐ」さんの「植村直己冒険館」にトラバしたりしてみます。ま、なんか同じとこ撮ってんのにやっぱり違うなあと思いつつ。

手抜きじゃないんだって、出張続きなんですっ♪。今日はかなり時間が余ったので建築学会賞の建物を携帯から。いやあ植村さんてすごいね(そっちかい!)。空間的には窓から見えた柿が美しかった(そこかいっ!)。よほどそっちの写真をあぷしようかと思いましたが、まあ一応建築系ブログですから‥。クレバスを意識したと思われる(違ってたらすみません栗生センセイ)メイン動線です。

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【11/16追記】

設計者:栗生明+プレイスメディア
所在地:兵庫県城崎郡日高町伊府785
主用途:博物館
竣 工:1994年
1996年建築学会賞

今、むっちゃ大テーマ思いついちゃったんですけど。
栗生氏は2003年に芸術院賞を受賞しているんですね。この記事を読んで思ったこと。「建築は芸術なるや」。うわっ。大テーマだ。野田俊彦大先生の向こうを張るのか?編集長。
でも、「建築非作品論」を表明しているあさみ新聞としては、いずれ挑まねばならぬテーマなのでしょう。ちなみに野田先生は私の記憶では「建築非芸術論」なんて論文を遺しながらも、かなり建築を芸術だと思っていた方だったと思います。「装飾と罪悪」は関係ないか?ないね、ないない。(あったらもっとややこしくなるので、ないと信じたい編集長なのでした。)

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2004.11.15

和田山駅機関庫

今まで何度も来ている和田山ですが、駅のホームから味のある建物が見えているじゃないですか。

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【11/16追記】
実は前から気になっていたんです。「和田山駅機関庫」です。詳細は、ベネさんのところへどうぞ10年前の写真もあって、なかなか迫力のある建物であることがわかります。

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みつぼし庵

ニューヨーク在住の旧友、アーロンが娘(ハナちゃん)の七五三のために奥さんの実家に帰国(来日)しました。彼らに会いに京都の山奥にある「みつぼし庵」へ。豊かな自然とおいしい料理で癒されて来ました。えらい遠かったけど、なんだかとてもいいところでした。
うちの樹も、畑や川を駆け回り、楽しい一日を過ごしたようです。手前の赤いトレーナーの子がうちの樹。
嘘のように焼鳥が美味しかったです。アーロンとも話ができたし、久しぶりのお休みはとても充実したものになりました。

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2004.11.14

3500アクセス

あらすてき。いつの間にかアクセス数が3500超えてました。
白状しますけど、たぶん3割から4割ぐらいが私のアクセスだと思います。カウンターを設置してほぼ2ヶ月です。一日だいたい50アクセスぐらいを数えております。たくさんの人に来てもらっているのはありがたいことです。仕事がホントにテンパって来ると、毎日更新てなワケにはいかないと思いますが、ま、今後ともよろしくお願いいたします。
そうそう、アクセスが多いのはうれしいので、できれば、あちこちでご紹介いただければ幸いです。

ではでは。

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どこでもドア空間論

オフ会終了。興味深かったのはどこでもドア空間論。
皆さん。もしどこでもドアがあったらどこに住みますか?これって自分の居住環境に関する重要な質問ですよね。


【11/15追記】
えーとオフ会終了後、酔った頭で忘れないようにとアップしたエントリーです。
トラバいただいたのに気を良くして「トラバ大募集キャンペーン」を実施します。みなさんばんばんトラバお願いね。ってかなりマイナーだからなあ、、、この新聞。

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2004.11.13

スロー中心市街地活性化のすすめ

中心市街地再生へアドバイザリー会議初会合 国交省
 国土交通省は11月5日、中心市街地再生のための施策について指導・助言を求めるアドバイザリー会議(座長、金本良嗣東京大学大学院教授)を設置し、中心市街地の衰退の実状と課題、今後の施策展開の方向性などについて議論した。12月以降、月1回程度の会合を開き、17年5月中の報告書取りまとめを目指す。
 まちづくり3法(略)が制定されて6年。この中には、中心市街地活性化に向けた支援措置などが盛り込まれているが、即効性のある施策が不足し、衰退のスピードに追い付かないのが現状だ。
 国交省では、既存公共施設を活用し、公共投資を効率化する意味でも、中心市街地の再生は最も重要な施策の一つだとしている。
 こうした状況を踏まえ、法律・経済・都市計画などの学識者や、佐藤栄佐久福島県知事ら自治体の首長で構成するアドバイザリー会議を設置。中心市街地の現状や課題、大型集客施設立地のまちづくりなどに関して討論し、制度体系を含めた今後の方策を中心市街地再生策と都市計画の両手法から検討することにした。
(中略)
 今後、17年5月までに▽中心市街地衰退の経緯と現状▽中心市街地活性化の取り組みの実状と課題▽大規模店舗の郊外進出の実状と課題▽地方公共団体のよる中心市街地活性化策と都市計画の運用の実状と課題▽今後の施策の展開の方向性−−などについて議論し、成果を報告書にまとめる。
──東京建通新聞11月10日付6面掲載

■まちづくり3法とは

 さて、今日はあまり得意分野ではありませんので、最初に少し勉強しておきましょう。ここで、まちづくり3法というのは、
①大規模小売店舗立地法
②中心市街地活性化法(略称です。正式名称は長いので省く)
③改正都市計画法
の3つだそうです。

 まちづくり3法の考え方の根本は大規模小売店舗立地法(大店立地法)の成り立ちに現れています。そもそも大店立地法というのは大規模小売店舗法(大店法、1973年)の廃止に伴って制定された法律です。この法律の成立を知るためには、大店法の成り立ちを見て行かなくてはなりません。しかも、大店法の前身となるのは百貨店法という法律で、ここからまじめに語ろうとすると思い切り議論が長くなります。そこで、ここでは、そのあたりはすっとばして、極力まちづくり的側面を強調して、、、、。

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2004.11.12

家族論から住宅を考える

■「家族論—それは住宅という建築の形式か内容か—」

住宅を考えるには家族について知らなければというように、ハード(建築)をやる際にソフト(内容)を知悉しなければならない、といったら話は通りやすいかもしれないが、あまりに正当な意見でありすぎ、かえってそれは本当かなどとひねくれて問い返したくもなる。基本的にソフトとハードの間には必ずずれが生じるからである。いくらソフトに密着しても、それがうまく機能するとは限らない。例えどのように調査主義的に事実を並べても、そこから立ち上げられる、例えば「生活」像なり、「家族」像なりは、一旦抽象的なモデル化を経てはじめて成立する。同様にこれを空間の配列に置き換えていく作業もまた無媒介的に自律するわけではない。図式化されたプランは抽象物(これもモデル)であり、現実の空間はそれに留まらない次元(美的な、あるいはデザイン的なと限定するつもりはない)をもっているからだ。さらには現実にその空間に介在してくる人間も計画通り振舞うはずはない。時間的なファクターまで入れればそのずれはさらに拡大する。私は計画は可能性をつくりだす(それがなければ建築をつくる意味はない)とともに、それ以外の可能性を──閉め出すとはいわないまでも──著しく限定するという意味で一種の(権)力の行使であると思っている(これは設計者がユーザー・フレンダリーか否かとは別のことなので念のため)。しかしそれに対してユーザーが計画意図を裏切る自由をもっているとも思う。このずれは建築を廻る最も面白い要素なのではないか? しかし、だからといってソフトはどうでも、ユーザーが何とかするさという話でもない。とりわけ私のように思想的な意味に関心をもつ者にとっては、ソフトがもつ思想的な意味(正直ここが微妙で説明しにくいのだが、社会学的な意味とはあまりいいたくない)はそれ自体として関心を惹く事柄である、と、(後略)
──「家族論─それは住宅という建築の形式か内容か?」八束はじめ(「10+1」2004/05 より)

   太字強調は引用者による

 八束はじめさんは相変わらず難しい言い方をしますね。家族論の冒頭のマクラの部分から引用しました。なんとなく心に引っかかった(悪い意味ではありません。「釣り上げた」くらいの意味)のでコピペしといたものです。思うところを書き始めてみたら、最初に企図していたより面白くなりそうな予感。

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2004.11.11

かぜひいた

かぜひいて寝込んでました。11日ぎりぎりセーフでアップ。
またアップします。ごめんなさい。

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2004.11.09

被災地の元気を取り戻したい

 年間百万人が訪れる観光のまち、兵庫県出石郡出石町で台風23号による影響が深刻化している。名物の皿そば店や土産店が集中する城下町地区の被害は軽微だったが、自粛ムードや風評から観光客は例年の四分の一に激減。町内の被災者への配慮から活動を控えてきた観光関係者も「感染者の外国人医師が来町した昨年のSARS騒動以上」と危機感を募らせ、被災者応援を兼ねた復興支援イベントなど、まち全体の元気回復に向けて動き始めた。(浦田晃之介)
神戸新聞WEB NEWS 2004/11/09

 台風23号の被害で北但馬地方が大変なことになっていることは以前レポートしました。今回は、また別な意味で大変なことになっているという状況が神戸新聞に。  実は出石の観光の中心である古い街並が残る城下町の地区は、堤防が決壊した地区と違って、大きな被害はありませんでした。しかし、出石がたいへんなことになっているという報道から、観光地も水没したという誤解が広まっているのだそうです。役場にも問い合わせがたくさん来ているようです。現在観光客が例年の1割とか。

 大きな被害はなかったのですから、観光に行っても問題はないのですが、でも、普通に考えたらなかなかそうも行きませんよね。「災害に会って苦労している人々が多い地域に物見遊山で出かけるのは気が引ける」というのが通常の感覚だろうと思います。難しい問題ですね。以下、思うところを書きます。

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さすがにグロッキー

一昨日から会社に泊まって資料作成。朝7時出発で但馬方面。一日走り回って21時頃業務終了。帰りの運転の眠いこと眠いこと。途中車の中で寝てしまいました。
と、いう訳で昨日は臨時休刊させていただきました。ご愛読の皆様には大変申し訳ありませんでした。
塩屋に帰ったら明け方。東の空がかなり綺麗でしたが‥。携帯カメラでは無理だったかも。

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2004.11.07

森の家タイルづくり

皆でタイルづくりしました。

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2004.11.06

建築はコミュニケーションプロセスである

建築は世界を変えうるかシリーズの番外編ということでお届けします。

建築をつくる場面で現実の問題をコミュニケーションしていくプロセスが重要で、そのプロセス自体が設計であり、建築である。
1)デザインが目的化されるのではなく、コミュニケーションを通じたプロセスの中で建築がつくられ、作家主義とは違う組み立てられ方ができると思う。
2)すでに設計するという意味が決定的に変わってきていて、今まで以上に建築家のコミュニケーション能力が問われている。
3)建築はそれ自体が目的であると同時に、目的を共有するための手段でもあり、コミュニケーションのフィールドでもある。
───「コミュニケーションしていくプロセス自体が建築である」(山本理顕,『建築家』2004年11月号より抜き書き)

 山本氏は言うのです。「建築=コミュニケーションのプロセス」であると。
 そうか、やられたなあ。やっぱり私が考えているような事は、先輩がきちんと考えているのですね。

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2004.11.05

建築の持つ力—建築は世界を変えうるか(2)—

 なんか、どう考えても私の独り相撲みたいなことになってきました。これまで皆さんから有益かつ示唆に富んだご指摘をいただいたことをきっかけに、いろいろと反省し、実はこのまま止めようかとも考えましたが、途中で止めるのも悔しいので、無理矢理続けます。つまんなくなっちゃった人は無理に付き合わなくていいですけど、できたら、ご批判はいただきたい。一応、初めての方のために、前回はこちらです。


■力をもつ建築は存在する

 『建築』に力があるのか、については様々な議論があろうかと思いますが、私のわずかな経験から判断すれば、力を持つ建築は確かに存在すると思っています。ただし、それが「世界を変え」る程の力があるかどうかは、今のところわかりません。

今回の議論では、前回いただいたコメントより反省し、『建築』と建築とを使い分けてみます。
『建築』
   建築と呼ばれるものの総体。
   私のイメージでは、大文字の建築が近いかも。
   「建築の解体」とか言う場合の『建築』
 建築
   個々の建物(単体)。
   「2丁目の角に建っている建築」という時の建築
 それからもう一つ、コメントからの反省を踏まえ、建築という言葉にやたら多くの役割を与えないようにしようとしています。とりわけ、建築の人格化・神格化については202さんのご指摘の通りだと思いますので、これを注意深く避けようと思います。でも、ものごとを人格化して考えようとするのは、私の思考の癖のようなものでもありますから、どこまで排除できるかは謎ということで・・・
だいいち「建築の力」という言い方が既に建築を人格化しているわけですから、言い訳のしようもない。わはは。


■伊勢神宮で考えたこと

 まずはじめに、建築が持つ力の例として、私の「建築の力実感体験」の例をあげましょう。

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2004.11.04

建築のスタッフロール

 予告した文章は、もう少しかかりそうです。(なかなか難しいのよ。って、期待させといて「なんじゃ、こんなもんか」と言われそうな感じなのよ〜。困ってんの。)

 そこで今日は先日、久しぶりに映画を見ていて気づいたことを。(逃げんのかっ♪オイ)

 たいがいの映画では、最後に、関わった人々の名をかなりコト細かに記載したリストを、下から上へと流しますね。あれをエンドロールとか、スタッフロールとか言うそうです。あのスタッフロールにどこまでの人が記載されるのか、そのルールは知りませんが、見ているとかなりな数です。まさかエキストラの群衆の一人一人とか、スポンサー企業の営業マンの名前まで流れているとは思いませんが、それでも、主体的にその映画に関わった人たちはきっと全て表現されているのでしょう。
 いや、案外偉い人たちだけが記載されていて、下っ端どもは名前も出してもらえず「いつかあそこに名前を出してやる。」というような人生ドラマが隠されているのかもしれない、、、などと考え始めるときりがありませんが、、、。

 著作のあとがきなどに書かれる謝辞も似たようなものかも知れません。しかし、本の場合は、著者を励まし続けた担当編集者の名前や装丁者の名前、それからその本を捧げるべき奥さんの名前が出されるくらいで、印刷屋の親方とか、植字工(そんな職業はいまやないか)の名前までは出て来ません。雑誌の最後などに、編集部のスタッフの名前が全部出ていることはありますけどね。

 とすると、映画のあの「しつこさ」は何なんでしょうか。

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2004.11.03

カトリック神戸中央教会

なかなかきれいでした。

041103_1409.jpg

【追記:11/4】
カトリック神戸中央教会
所在:神戸市中央区
設計:村上晶子アトリエ
施工:竹中工務店
竣工:2004.10.
延床:2,000m2(村上アトリエWebSiteより)

だそうです。公表情報のみを掲載しております。

村上さんは、教会をたくさん設計されている方ですね。
かなりなベテランの方かと思っていましたが、編集長より6つ上なんですって。脱帽です。
椅子などの家具を、編集長がいつも教えを乞うている方圓館の坂本さんが担当されています。
もう少し写真を撮っています。ごらんになる方は私の.macまで。

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2004.11.02

休刊日のお知らせ

■休刊日のお知らせ
明日は、あさみ新聞社の創刊記念日(編集長の誕生日)です。
よって新聞休刊日とします。
休刊日も、記念日のお祝いコメントはニフティのサーバが受け取ります。
ご遠慮なくどうぞ。

■予告
休み明けには「建築は世界を変えうるか(2)」をアップできると思います。
乞うご期待。

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GPS付きのランドセル

居場所分かるランドセル セコムと協和、GPS利用
 ランドセル製造の協和(東京)は27日、警備大手のセコムと提携し、子供の居場所を探せる衛星利用測位システム(GPS)端末付きランドセル「オリビエナビランド」を、11月1日に発売すると発表した。登下校中に事故や連れ去りなどの犯罪に巻き込まれる児童が増えているため、親に安全をアピールし販売につなげたい考えだ。
 はいかい老人らの事故を未然に防ぐ目的で、セコムが展開するサービスの応用版。ランドセル側面の端末の位置を、衛星と携帯電話の電波を使って特定する仕組み。子供の帰りが遅い場合などに、父母らがインターネットの地図などで居場所を確認できる。セコムに依頼すれば、警備員が現場に駆け付ける。
 ランドセル販売は少子化で伸び悩んでいるが、昨年協和が発売した防犯ブザー付きがヒットしたため、開発に踏み切った。直営店を中心に来春までに1万個の販売を計画。
───河北新報 2004年10月27日水曜日

 「あさみ新聞」にしては珍しい、技術系のネタ。技術系のネタを技術では切らないところが当新聞社の編集方針ではあります。

 さて、ランドセルにGPS。これIT関連産業の興隆を手放しで喜べない感じしませんか?「ニッチ」だと感心することもしにくいです。まあ、「子供なんかその辺で遊ばしておけばいいのよ」などと能天気に言えない世の中になっていることは分かります。必要としている人の多いサービスなのかも知れません。

 別途料金を払えば、子供の側から緊急信号を発信できるようにもできるのだとか。3万3千円(セコム登録料込)からという値段設定は、ランドセルとしてはちょっと高めぐらいな感じで、おじいちゃんおばあちゃんが孫に買うプレゼントとして、それほど大変な額ではないところは上手です。これ「子供の居場所の分かるGPS装置」だけだったら、それほど売れないのではないかと思うけど、ランドセルとくっつけたところもうまいですよね。

しかし、

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2004.11.01

ルイ・ヴィトン展

日曜日は、久しぶりに兵庫県立美術館へ行って来ました。
ルイヴィトンの展覧会(「ルイ・ヴィトン時空を超える意匠の旅」)を見に行ったのですが、写真は安藤忠雄氏デザインの美術館の庇部分(展示会の写真はとれないからね)。


041031_1505.jpg

 この建築に関しては後で述べるとして、とりあえず展示についてご報告。展示設計を安藤氏が行ったということで、(ロビーには最近の安藤プロジェクトの模型も飾ってあって、なんだか、安藤さんてば、県立美術館を私物化してませんか? 感に満ちています。いかがなものか。)ちらっとでも見ておこうか、と、かなり軽い気持ちで行ったのですが、入場料1,200円に、かなり迷いました。まあ、せっかく来たのだから見て行くか、と心を決めて入場。

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