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2004.10.14

渡辺篤史:住宅行脚の威力

行脚100
 船井総研には、「行脚100」と言われる考え方があります。これは、コンサルタントが自分の仕事やテーマに関連したお店や施設を、とにかく100ヶ所まわるというものです。100ヶ所見れば、どんな人間でも繁盛しているお店とそうでないお店の違いがわかるようになります。
 それだけではなく、どれくらいの売上げがあるか、集客数はどれくらいか、スタッフは何人くらいいるか、何故この店が繁盛しているかまでもがわかるようになります。言い換えれば成功の方法がルール化できるようになるのです。
 よく店をひと目みて客数や売上言い当てたりすると、びっくりされることがありますが、これは超能力でも何でもなく、単に経験則が確立しているということなのです。
 もし今ひとつ打開できないという思いがありましたら、来年はこの「行脚100」にトライしてみてはいかがでしょうか。モデルにするテーマを設定しながら、とにかくたくさんの事例を見れば、必ず何かしらのヒントを得ることができます。
週刊まちおこし 第92号 (2003年12月30日発行)

 船井総研という会社があります。大変個性的な会社だと思います。いわゆる経営コンサルタント会社なのですが、いくつかのメールマガジンを購読していると、なかなかどうして魅力的な会社だなと思っています。割と社内のノウハウをおおっぴらに公開してしまっていて、こんなのメールマガジンで配って商売は大丈夫なのかなと心配になってしまうこともあります。そこは素人考えで、きっとこれだけのノウハウを垂れ流しにできる位の凄い会社なのかも知れません。(って、どう考えてもその方が素人考えですね。)

 そのメールマガジンの第92号、もう1年近く前になる記事で、ニュース性は薄いのですが、先日の渡辺篤史(あつしさん、いつの間にか改名してますね。史の字が増えてませんか?)氏のネタ(というか手塚夫妻のネタだったのですが)を書いていて思ったことをお話するのに適切な文章だなと思い出して引用させていただきました。上記の引用文を呼んで、船井総研さんに興味をお持ちの方は、是非船井総研さんを訪ねてみて下さい。(一応引用した手前、少し宣伝させていただいております。私個人は船井総研さんとはメールマガジンを購読(といっても無料)しているという以外の関係は全くありません。)

 渡辺さんが、かの「建もの探訪」という番組を始めてからどれくらいになるのか知りませんが、彼が訪ねた住宅の数はすでに大きく700を超えています。彼は建築家ではありませんが、「門前の小僧習わぬ経を読む」どころの話ではありません。少なくとも、私に関していえば、訪れた住宅の数は、これまで体験した友人・知人・親戚のお宅を含めて考えたとしても、700という数には及ばないのではないかと思います。渡辺さんの場合は、それなりに特色のある、しかも新築の住宅を700以上見続けているワケですから、その「住宅力」たるや、相当なものがあるのではないでしょうか。
 かつては、いかにも建築素人の芸能人が、新築住宅を訪問するというスタイルを守っていましたが、最近では、ディテールのほめ方なども相当年季が入っており、設計事務所のルーキーなどでは、到底追いつけない実力を身につけていらっしゃいます。

 これは、手放しですごいことだなあと思うのです。建築の仕事は、良いものを見てナンボという面があります。渡辺ごときに負けていてはならないと、心を新たにしつつ、週末ぐらいは仕事場にこもっておらんと、街に出ようと、心を新たにしたのでした。

 何も船井総研さんを引用しなくても良かったかなと思いつつ。(ネタを2回分使っちゃった、、、)

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