景観づくりとまちづくり
昨日は、北の方のまちで、「景観づくりとまちづくり」というテーマで30分ほどの講演をしてきました。このまちで住民の皆さんの前で話をするのは3度目か4度目なのですが、いつも聞きに来てくれる知り合いの方から、「話がだんだん上手になるね。」と言われて、かなり気を良くして帰って来ました。
話の内容はというと、、、、。「景観づくりとまちづくり」というテーマをいただいたものの、行政上の制度の話は役所の人がするということでしたので、じゃあ私は何を話そうかと、ぎりぎりまで悩みました。
結局、景観形成がテーマの講演会なので、行政の方は景観讃美一辺倒でくるのでしょうから、ここは少し混乱してもいいから本質論をと思って・・・。最終的にテーマは「まちづくりにとって一番大切なのは景観ではない」という感じにしました。「全ての人が暮らしやすくて、住んで楽しく、訪れて楽しいまちにしていくこと。」これが大切なのだという話です。景観づくりってのは、まちづくりの一つの手法に過ぎないのですよ。という話に15分。どうやって活性化を進めていったらよいか、「地元の皆さんが楽しそうにしていないまちを、よその人が楽しんでくれるはずがないですよね」などという話に15分。まさか景観から話が離れたまんま終わるわけにもいかないので「景観づくりを通じて、本当のまちづくりを考えていきましょう。」とまとめてきました。
最初に書いたように、ご参集の皆さんにはなかなかの好評だったようです。「ようです」っていうのは、実は、この町の皆さんはかなり紳士的なので、私が話をしている時に頷いたり、笑ったりするのは失礼と思って下さっているのでしょうか。話しながら皆さんを見ていると、少し不安になるんですね。不安ゆえに、少しウケを狙おうと思ってしまうと、ドツボにはまるので、抑え気味にやってました。講演終了後、冒頭のようなお言葉をいただいて、実のところホッとしました。
私みたいな若造を呼んで下さり、皆さんの前で話をする機会を与え続けて下さってる役所の方々には本当に感謝しています。若造が、人生の諸先輩の前で生意気な口を聞くのを、見過ごして下さっている住民の皆さんにも深謝。
人の前で話をするのは勉強になります。少なくとも相手に分かってもらうように話をするためには、自分の頭の中をクリアにしておく必要がありますものね。多少なりともそれでお金をいただいているプロフェッショナルとしては、意味のある話をさせていただきたいと思っていますので、ネタを仕込んだり、話の出典を調べたりと、勉強もしますしね。
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